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2072 OOPer@vodafone: 2008-06-05 06:12:40
第21日祭りのトロムソ
ベーコン、オムレツ、サーモン、後は普通のドイツ型の朝食。

古めかしく作ってあるけど実は新しそうな教会、鹿らしき獣が一匹書いてあるだけの岩絵なんかを散歩がてらに見て回ったら、すぐにお昼。
 バスターミナル横のBigBiteでサラミのハーフサイズバゲットのセットが29NOK。

バスは12時50分の発車、今日のナルビクも暑かったので、日の当たり難い側に席を取ったら、景色は今一だった。
 長距離バスと言っても、あちこち一杯停まるので、距離の割に時間が掛かる。

トロムソの街に着いた時に数人がさっさと降りたので、運ちゃんに、観光案内所に一番近い停留所がどこか聞いたら、メインのバスターミナルだった。
 観光案内所は6時までのはずなのに、もう5時半。急いでドアを開けると、先客に対して係員のお姉さんが渋い顔して電話しまくっている。結局25km先のオートキャンプ場を紹介していた。
 宿探しだと言うと、今日は市内に安い所なんてないわよ、今空いてるのは一泊2000(約4万円)のとこだけ、だと。アルタ到着を一日ずらすと宿代が4千円ばかり安くなるからトロムソに寄ることにしたのに。
 何でも国際週間とか言うお祭りの真っ最中で、金曜日にはブライアン某とかも来るとかで、大騒ぎらしい。
 この窓口のお姉さん(窓口は一つだけ)の凄いのは、すぐ済みそうな他の客をちゃっちゃと処理した後、嫌そうな顔をしながらも、電話を掛け続けてくれたこと。
 その甲斐有って、一部屋作ってやると言う宿が見つかりましたよ。よく頑張ってくれました。

バス代さえ残さずに来たのでATM探し。ノルウェーではMINIBANKと表示されている。んが、最初の3軒全てに跳ねられる。ストックホルムの時にちらっと書いたが、北欧では私のCITIBANKカードを受け付けてくれない機械が多いのだな。もしかして祭りの間は機械を止めているのかもとアホな事を考えた4軒目でようやく引き出せた。
 港には私をトロンハイムまで運んでくれた船が丁度停泊している。あのまま船に乗り続けていれば、何の苦労もせずにここまで来れたのかと思うと感慨深いものが有るな。更にそのまま乗り続ければ、今回のノルウェーでの最終目的地のノールカップへも連れて行ってくれるんだよね。ま、途中退屈で死にそうになっていた可能性が強いが。

宿はトロムソ島の中央の高台に有るB&Bだった。440NOKでバストイレは共同だが、おじさんは良い感じの人で、安く晩飯を食える所を聞いたら、ついでが有るとかで、街とは反対側、空港近くの巨大ショッピングコンプレックスまで乗せてくれた。
 結局カフェは閉まっていたので、バーキンで大セットを頼んだら、コーラが死ぬ程でかかった。

夏は日の沈まない白夜の北極圏にこんな大都市が有るのに驚嘆しながら、夜は更けて行くのだが、暗くはならないのだな。