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2253 OOPer: 2009-06-15 06:30:21
葡日記(第6日遠足)
9時半のツアーを待つ。あきらめムードなので、近くの茶店(Cafetaria)で朝飯食いながら。5分で見切りをつける。来ない。どうしても行きたい人は車で来るか2人以上で予約するが良いぞ。

午前中何をするか当てがないので適当に鉄道駅に行ってみることにする。まだ10時だと言うのに、この後の列車(自販機がすぐれもので、「この後の列車」ってのがメニューに有る)が12時より後、3本しかない。エヴォラに来る人は鉄道での移動は当てにしないこと。
 エヴォラでも近日中に大きなお祭りがあるようで、あちこちで飾り付けが始まっている。ポルトガル国営放送(RTP)では昨日も今日もリスボンのサント・アントニオ祭りの様子を1日中放送している。まるで日本の某国営放送(分かって書いているので、「国営では無い」とかいちゃもんを付けてはいけない)の高校野球の時期のようである。祭りで宿が混んだりバカ高くなったり、やかましくなったり治安が悪くなったりするのはかなわないが、華やかな祭りの様子を見ると、数日違いで祭りを逃すのはやっぱり損したような気分になる。何よりテレビに写っている屋台の食い物がおいしそうなのだ。

途中バス駅で午後のエルバス行きの往復切符(ヨーロッパでは鉄道でもバスでも大抵の路線で往復割引が有る)と明日のファーロ行きの切符を手に入れて(何せ明日は日曜日で切符売場が開くかどうか分からないし…ちなみに昨日まで何度もバス駅まで往復して、見にくい時刻表をデジカメメモしたりしてたんだが、結局時刻はネットで調べた…超わかりやすい…当然電波泥棒状態)、水道橋の向こうにある要塞に行ってみた。全部教会の敷地になっていた。
 さらにそこら辺を歩いて、お腹が空いてきたので適当なカフェタリーアに入ったらビファーナはなかったので、単にハムチーズサンドでお昼。

一休みしてバス駅へ。ほぼ定刻通りの発車到着。途中のエストレーモスの方が、外からの見栄えでは良かったかも。どっちに行こうか迷ったんだよね。
・バス駅から旧市街への入り方はまったくの案内無し。
・土曜日の午後だというのに街はひっそり閑。
・4時すぎにカフェタリーアに入ったら、ダメだと言って断られた。
・お城も写真博物館も閉まっていた。
・(旧市街の)軍事博物館とやらはお庭の大砲を見れるだけ。
・今日は薄曇りだがやっぱり暑い。
3時すぎに着いて5時には時間を持て余す。例によってポルトガル語しか通じないおばちゃんのカフェタリーアでビールで喉を潤し(水や清涼飲料水より安い)、スーパーでそれより安い特売ジュースを手に入れて、街の向かいの要塞へ…。
・旧市街の向かいの丘の要塞は殆どが軍事博物館になっていた。期待したほど見晴らしも良くない。

と言うわけで、30分近くバス駅で帰りのバスを待つ。エヴォラに帰り着いたら8時前。
昨日チェックを入れておいた店の1つに行ったら、できる料理の方が少ない。ま、まだ食べていないバカリャウの料理が有ったからそれにしたのだが。タラ自体がおいしいので、この店がおいしいのかどうかは保留。寄り道する元気もなかったので、さっさと宿に戻った。

写真は、煮タラ(バカリャウ…干しダラ料理の代表的な一品)。