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5126 OOPer: 2014-05-05 07:58:42 1
Re: 第3日盗難からトゥルク
第3日(2008/05/17)の写真。

ヘルシンキの駅で、自分が乗車する列車の席に荷物を置いたまま列車写真を撮りまくっていたら荷物の中からパソコン(iBook G4)を抜き取られていた、って痛恨の日でした。6年も写真の中身をろくに確かめもしないで死蔵していたんだから、やっぱちょっとしたトラウマになってたんでしょうね。

後から考えれば、「俺も撮っとこう」と思わせるかのように列車の写真を撮りまくっている振りをしていた青年は、列車の乗客にあらず。同じく乗客でもないのに客席をうろうろしていた連中の仲間だったんでしょう。
 警察とかには届けずに、そのまま列車に乗り続けちまったんですが、記憶を辿ると「このまま警察に足止めされて、今日中に宿にたどり着けなかったら予約はどうなるの、そもそも列車の切符はどうなるの」みたいなことを考えていたようです。常日頃、事故のニュース等を見るたびに「非常時には非常時なりの考え方が出来ないといけない」なんて偉そうに言ってるんですが、自分自身がそういう風に出来ないタイプだったようです。頭パニクってたんでしょうね、船長みたいな仕事には向かないタイプですね。
 荷物から中身だけ抜き出す(見事にパソコンだけ抜き取っていた…買ったばかりだったインナーのミニリュックが引き裂かれ…)ってことは、すぐには見つからないようにって細工をしている訳なんで、逆にすぐ見つけちゃった(発車前です)と言うことは、すぐに届けていれば、何らかの手がかりがつかみやすかったかもしれないんですが。

写真の説明にしては長くなっちゃいましたね。皆様は、旅行先で盗難に遭った場合なんか、スケジュールをこなすことにこだわらずに適切な行動を取れるように気をつけて下さい。盗難保険付きの海外旅行傷害保険とかに加入してから出かける人も多いと思いますが、ちゃんと警察に届けないと保険もおりないですよ。

ヘルシンキを離れ、列車はトゥルクと言う港町に到着します。