朝から雨、朝食会場はノーチェック、近所に泊まって忍び込めば、只で朝飯が食えるぞ。卵も無かったから、昨日の安宿より劣る。

宿のパソコンで調べたら、あてにしていた夜行フェリーがまた一杯、今回はデラックスルームとかも無いみたい。ちと焦ってきて、駅の旅行窓口へ。
　窓口でも無いものは無いようで、一旦窓口を離れ作戦変更。続きを相談しようと思ったら、もう一度順番カードを引けだとさ。一から説明し直して、別ルートの高速艇の予約をしたら、270DKKの運賃に127DKKも予約料金が含まれていた。それくらい説明しろよ＞DSB旅行窓口。
　んで、別のフェリーの予約をしようとしたら、船会社の事務所が近くに有るからそっちに行けだと。所詮国鉄の旅行窓口の接客なんて、こんなもんかね。
　ビルの中に有って呼び鈴押さないと入れない事務所ってのも、営業姿勢を疑いたくなるが、こちらの応対はそれなりに親切、頼んでもいないのに、鉄道の切符も取れますよとか言ってくれた。2泊3日で接続の列車まで入れると7万超で食事は別、今度は船底部屋ではないのだが、どんな旅になることやら。

昼飯は駅中のシャワルマ、これってエジプト系の料理だと思うのだが、ケバブやギュロスとどう違うのだろう。

しばらく宿でボーっとしてても止みそうにないので、クブンハウンでは妙に浮いている黄色いレインコートで街に出る。
　市庁舎の塔のツアーは本日は12時のみだとさ。せっかく気後れするほど立派なドアを開けて中に入ったのに。

どうしても見たい所が有ってクブンハウンに来た訳でもないので、映画でも見ることに。丁度こっちでは、先週末からインディージョーンズが始まったところ。
　市庁舎のすぐ横の商業ビルの中に有った映画館で切符を買う。シネコン型で時間も座席も指定なんでわかりやすい。
　上映時間まで2時間も有ったので、同じビルの中のスーパーでビールを買ったら、ロング缶が8,5DKK、レストランの5分の1だよ。

一旦宿に荷物を置いて出直し、徒歩数分なんで時間潰しにもならなかったんだが、宿のルームメークがまだだったんで、落ち着かないから、とっとと出た。

ま、よく作ってある娯楽映画だな。タイトルから過度の期待をしちゃう人、なんでインディージョーンズの終わり方があれやねんと文句を言いたくなりそうな人、歳食ったハリソンフォードを見たくない人やなんかは、見ない方が良いな。スピルバーグも歳かね。

さすがにソーセージばかりではつらいので、テークアウェーの安い食い物を探していたのだが、なかなかこれと言うのが見当たらない。
　駅近くでイェンセンの牛肉屋敷を発見、綴り字にもデンマーク特有の文字が有るし、デンマークが本家のようだ。値段もイェーテボリの店と変わらない(数字がではなく、換算価格)、近所のレストランと比べると格安と言っても言い程なんだが、オーストラリアならともかく、北欧まで来てステーキばかりも淋しいし、スーパーで買ったビールも有るのでやめにした。
　んが、駅近くは、ちょっとした軽食のテークアウェーも結構な値段、比較級で手頃なマクドやバーガーキングには長蛇の列、結局69DKKで食べ放題のピザ屋に入った。
　お腹ははち切れそうな程一杯になったが、ここでも小ビールとだけ言ったら、高い方のビールが出てきた。何か昨日書いたのと、やってることが違うような気がするが、コーラとビールが同じ値段だとねぇ。

店を出る頃には雨も殆ど上がったようだ。8時を回っているが、チボリ公園の歓声が聞こえている。