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1147 OOPer: 2006-05-23 21:48:29 1
第28日無事帰還
朝飯、シャワー、チェックアウト、いつものパターン。駅前のバス停に向かう。
 発車時刻ギリギリに乗って来た運ちゃん、回数券にはんこをくれず、機械で押せだと。スヒポール空港周辺は日本企業を含む国際的大企業のビルがずらり。どこの国だかわからないな、なんて思ったいたが、ぴっかぴかの近代的ビルの周囲を水路が取り囲んでいたりする。

ハーレムから空港まで丁度40分、スヒポール空港のチェックインカウンターは、どこも凄い人。カウンターの数が少ない訳ではなく、とにかく人の数が多い。
 スヒポールでもラップトップは出せと言われてしまった。あれこれ詰め込んであるからいったん出すとしまいにくいのだが。パスポートコントロールは無かったにもかかわらず、離陸予定の2時間以上前に着いたのに全然余裕が無かった。
 機材到着が離陸予定の1時間前、間に合うのかなと思ったら、やっぱり間に合わず。乗り継ぎはこれも馬鹿でかいマルペンサで70分しかないから、遅れると困るんだけどね。

15分遅れの離陸だけど到着は予定通りだと。15分くらいまでは予定に入っちゃってるのだな。ちなみに私の今までの経験だとヨーロッパ域内の飛行機は1時間程度の遅れはざらに有るから、乗り換え時間は2時間は見といた方が良いよ。順調に行くと何にも無いロビーで暇を持て余すことになるけどね。
 飛んでるのは1時間半程だから機内サービスも慌ただしい。飲み物・軽食・食後の珈琲が間髪を入れずに出てくる。1列まるまる忘れてる、なんてことも。私も食後のコーヒー飛ばされちゃったんで、ニコニコ顔の男性クルーに「コーヒー出してないよ!」って起こり顔で言ってしまった。

最初の搭乗地で乗り継ぎ便まで全部チェックイン出来るのは良いのだが、大抵チェックイン時に表示される乗り継ぎ便の搭乗ゲートはあてにならない。広いマルペンサで搭乗券通りのゲートに行ったらヨーロッパ域内向けだった。日本に行くんだからミラノで出国審査のはずなんだよぉ。
 元の道を戻ろうとしたらスタッフ専用の表示、仕方無く長い通路を辿って何とか本当の搭乗ゲート方面の道を見つけ、無事に出国のはんこをもらう。

生レポートでも書いたけど搭乗ゲート付近はうじゃうじゃと日本人ばかり。さすがにミラノはメジャーでアルファベット3文字旅行社さんの団体も来ていた。
 飲み物・お食事・就寝タイムは飲み物(アルコール類は無かった)のみセルフサービス・イタリアンな朝食ってメニュー。毎年中身が寂しくなっていくね。
 例によって777のパーソナルスクリーンはうまく動かず。映画3本は見れると思ったのに、着陸間際に再起動がかかってぎりぎりのを入れて2本見れただけだった。「或る芸者の思いで」(邦題は「SAYURI」…このタイトルで公開されるのは世界中で日本だけ)、面白いねぇ。変な思い込みが有ってワンパターンの演出をしちゃう日本の監督より当時の世相はうまく描けてるんでないの。

関西空港は雨、大阪は蒸し暑い。部屋に帰るにはどこに行けば良いんだったか迷ってしまう。4週間ぶりに見る見慣れたはずの景色が少しずつ自分を現実に引き戻す。さて、次はどこに行こうか。

写真はアムステルダム−ミラノ間の軽食の三角サンド