#1397の「ワールドキャッシュ」のところでも書いたが、普通の旅行者はお金はどうしているんだろう。

私の場合、クレジットカード(VISA、ヨーロッパではMASTERが一番通用性が高いと思う、その次がVISA、AMEXとJCBは大きくはなされて同点くらいであまり使い物にならない)とワールドキャッシュだけ。小額の現金は持っていくが、関空までの交通費と日本での食費がメインで、現地では殆ど使った事がない。
　今回、ルーマニア・ブルガリアではカードが使えない事も多いかと思っていつもより多めの現金を持っていくつもりだが、それでも400米ドル(モンゴルに行く前に日本で両替した分、その後殆ど使っていない)、14ユーロ(オランダで使い残した分、これだけユーロ高になるとわかっていたら、もっとユーロのままで置いといたのだが)、日本円が18000円程(10000円はルーマニアに到着後すぐに両替の予定、かなり遅い時間なんで自分のカードが使えるATMが見つかるかどうか、見つかっても動いているかどうか怪しいため、市内へはタクシーで出る予定なので、ルーマニアレイの現金は欲しい、空港ホームページを見る限り、両替窓口は到着便に合わせて開いていると書いてある…)だから、カードが使えないととても4週間も旅行を続けられないのだが、チェコ・ハンガリーが全然おっけーだったんで、何とかなるだろうと期待している。駄目だったら日本のどこかに金送れのメールが届くかもしれないので、受け取った人は送金を宜しく。

んで、まぁ1週間かそこらの旅行でもこれより沢山の現金を持って行く人は多いのではないか。(大きな空港で日本からの団体客と一緒になると、大抵皆さん目玉が飛び出るくらいの現金を持ってきていらっしゃる。)日本人が海外で犯罪者に狙われやすい原因になっているので、可能な限り現金は持ち歩かないで頂きたい。先進国なら殆ど全ての買い物はカードで済むし、ワールドキャッシュ以外にも、最近は日本の銀行で海外ATMを利用出来る国際カードを発行してくれるところが増えてきているので、是非一考を。もちろん平日の昼間にCITIBANKの支店(日本には数件しか無いが)に行ける人はワールドキャッシュなら即日発行(身分証明書2通が必要だが)してくれる。
　ちなみに、大抵の街ではトラベラーズチェックは全く役に立たない。直接使える店はまず無いし、取り扱い銀行に営業時間内(日本よりもっと銀行の営業時間が短い国は沢山有る)に行けることの方が少ない、その上レートも悪い。(かなりの手数料を取られる。)盗難・紛失時の安全性が高いのだけがメリットだろうが、換金の停止はすぐにできても、再発行出来る窓口は換金出来る場所より更に少ないので、上記のような国際カードより使いやすいとは言えない。本当に非常用の予備として割り切るつもりが無ければ、手間と手数料払って発行してもらうだけ損である。