バイカーのおじさん二人が戻って来たのは、2時頃。二人共ハーレーの革ジャン。

で、朝。おじさん二人の合間を縫ってシャワーを浴びてチェックアウトしようとしたら、部屋の鍵が無い。下段のお兄さんが起きるのを待って探して貰ったのだが、やはり無い。
　バスの時間が迫っても宿のおばさんが起き出して来ないので、昨日は出かけてないから、家の中のどこかにあるはずですとメモを残して、宿を出た。

バスの時間を20分程勘違いしていたので、宿前からバスターミナルまで歩く。ちなみにガイドブックは、本文と地図でバスターミナルの場所が違うが、地図が正解。
　ノールカップホールへの入場料込みで295NOK、帰りがまた95NOK掛かるから、…日本円に換算するのは止めておこう、頭が痛くなる。

でまあ、最北端ですよ。本州でも北海道でも日本でも、端っこが有るなら行きたくなるでしょ。で、実際に行ってみると、モニュメントがちょろっと有るだけの場所で。あれを大掛かりにしただけね、ヨーロッパ最北端。世界地図が有る人は緯度を比べてみてちょ。

バスターミナルに戻って、次のカラショーク行きの時刻を調べてびっくり。土曜日はほぼ全便運休。唯一動いているはずの路線も、ノールカップから戻るバスと入れ代わりに出たばかりの模様。勿論乗っていたとしても、ガイドブックに1行の記載も無い街にしか行けない。

観光シーズン前の土曜日の街はひっそり、宿を取ってバスの動く明日の日曜日までゴロゴロしてようかと思ったのだが、鍵をなくした宿には行きにくいし、団体さんに大人気の高級ホテルは一泊1380とか言うので、丁重にお断り。アルタのホテルが、ひどかったからね。昨日のフロントの対応見てもアルタ以下だったし。

で、延々歩いたりを挟んで、他に宿は無いものかと、もう一度観光案内所を覗いたら、ちゃんと冬時間に合わせて土曜日は休業。んが、フィンランドバスもここのバスターミナルから出ると明記してある。これに乗れば物価の超高いノルウェーにおさらばして、物価の普通に高いフィンランドに行けると言うことで、4時過ぎから、例のここしか開いてないと言うカフェで粘っているところ。

バスは1時40分、今は8時を回ったところだから、後5時間以上粘らないといけないのだが、携帯の電池も切れかけてきたので、本日はこの辺で。