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2254 OOPer: 2009-06-15 17:57:54 2
葡日記(第7日やぎ食ったファーロ)
8時にチェックアウト。英語が全くできないおばあちゃん。ちなみにここの宿、英語ペラペラの娘さん、英語がちょっとできるお母さん、英語が全くできないおばあちゃんの3人で切り回している様子。本当にそういう家族関係か聞いた訳ではない。

バスで4時間ちょっとの旅。海辺のリゾート地に向かうからか、若い女の子も多くて気分もウキウキ。4時間はあっという間。逆向きはリゾートから帰る車のせいか渋滞していたが。

ファーロの街につくと、まずは呼び込みのお姉さんに捕まる。干潟のクルーズを案内しているらしい。後で値段を確かめてみたが、高すぎるよ…。私の2日分のディナー代(多分ディスカウントには応じてくれると思うが)くらいしてた。

観光案内所は閉まっていた。13時〜14時は休みらしい。バスは13時過ぎの着、バスの着く時間くらい開けておいて欲しいね。
 案内所横の門をくぐって城壁に囲まれた旧市街へ。カテドラルは見学できないし、街中はひっそり閑。ま、日曜日の午後のリゾート地なんて普通はみんな帰っちゃうよね。別の門からフェリー桟橋に出たら、また呼び込み。同じパンフをくれた。熱心なことだ。
 別の門から旧市街の中に戻る。どこかからおいしい匂い。屋外で肉なんかを焼いている。思わず惹かれそうになったんだが、値段が書いていなかったので、パス。この時持ち合わせがなかったのだ。

と言う訳で、値段の書いてある所も観光地価格でちょい高めだったので、昼飯はマクド。なんか、1ユーロくれ兄ちゃんが入ってきたが、ノーノーを連発したらかえって行った。ちなみにビッグマックセットメニューのLサイズが5,05ユーロ、フランスよりはちょっと安いが馬鹿安って程でもないな。ま、東欧のマクドなんて、洒落たレストランのディナーより高かったりしたが。

2時すぎになったので、もいちど観光案内所に見に行ったらまだ閉まっている。よく見ると日曜日はお休みだと…。宿はガイドブック頼みということで。
 最初に入った所が、47ユーロの所43ユーロにしてあげる、と言うので、即決してしまった。やっぱりちょっと高い値段を言ってそこから引いていくってのは効果的だな。朝食付きなんで、昨日までの宿(素泊まり30ユーロ)と大きな差とは言えない。無線LAN無料だし。

シャワーを浴びて着替えてビーチへ。バスで20分かかる。ビーチ行きの路線バスは空港行きと兼用。空港の横がビーチって感じだね。
 今日はあいにくの曇り空、時折小雨がパラついているが、ビーチはそれなりに賑わっている。んが、家族連れが多い…。ま、日曜日の午後だからねぇ。じもてぃーの方が多いのかもしれない。とにかく長いビーチなんで砂の上を端から端まで歩くのは断念。なんせ、プロムナードとかも作ってない、本当に素朴なビートなのだ。海の家の類も殆どなくて、みんなパラソルとビーチタオルは持参している。
 ビール飲みながらビキニの美女たちを眺めた後は、ビーチの売店でサンダル買って帰る。普通の靴で歩いている人なんていない上に、砂浜を延々歩いたから靴の中が砂だらけになっちまってたのだ。でかいので、移動日の荷造りが大変そうだが…。

宿に戻って無線LANを試すがうまくつながらない。お腹が空いてきたのでまたにして、宿のお兄ちゃんに良い店を聞いてからお出かけ。安いと言ってた方の店は、開店中と書いてあるが、中には誰もいなかったのでパス、もう1件賑わっていた方のお店へ。
 この地域の特産見たいのは無いのって聞いたら、これだ、と指差されたので、それ、で頼んでしまった。出てきたのは、たっぷりの骨付き肉とソーセージ・ジャガイモを煮たもの。最初豚肉かと思ったんだが、後で料理の名前調べて単語集を引っ張ったら子やぎ肉だった。飲み物を頼むときに詰まってしまったので、ここでも緑ワインを頼んだのだが、ここのはハウスワインでカラフに入って出てきた。
 突き出しの血糊ソーセージが思っていたより高かったのだが、前菜を頼んでないので、リスボンのビアレストランより安くついた。

宿に帰って試したら、すんなりネットにつながった。誰もいないちょっと蒸し暑い朝食会場兼用ラウンジで、とりあえず昨日の日記アップまで。