ブリタニア通信第6日チョーク
ここもイングリッシュブレックファースト。家族経営のB&Bって感じで、おじいちゃんがコーヒーを入れにきてくれる。「トマト抜きで」って頼んだら、「んじゃ、豆だね」って言われた。メニューにはちゃんとどっちか選べると書いてあった。卵もスクランブルドを選べたのだが、フライドにしておいた。
バス停に1日券の広告が貼ってあって、バス内で買うより売店等の窓口で買った方が安いと言うので、情報を仕入れるついでに、また案内所へ。コピー1枚だが「7姉妹」への地図をゲットして、1日券を購入。日付をスクラッチで表示させたら、改竄できないように透明シールで蓋をするという仕組み、ちと面倒くさい。
バスは10分に1本程度出ていると言うので、時刻表はもらわなかったのだが。ガイドブックに約30分と書いてある。イーストボーンを出て15分ほどの地点で「お、景色の綺麗なところがある」って感じで写真を撮っていたら、目的地の「7姉妹カントリーパーク」の看板が過ぎて行った。
誰も降りてないし、広いから、バス停は先なのかも…と思ってたら、あっという間に次の街のシーフォードに着いてしまう。わかりやすい場所に逆向きのバス停があるところまで出て乗りなおし。こう言うとき1日券だと気を遣わなくて良いね。
さて、30分ばかりロスをして到着した7姉妹カントリーパーク、バスを降りてからビジターセンターまでの道が分からない、駐車場まで出て看板見つけて一回り。後で見たら、イーストボーンからのバス停の真っ正面だった。
入場料のつもりで1ポンドなりのペラペラの地図を買ったのだが、全く役に立たず。人が歩いている方向へ行って、「ビーチ」の表示の看板を頼りに、すぐ隣で牛が草を食んでいる草原を海の方向に歩く。結構くたびれたぜってくらい歩くと、注意事項が一杯書かれた看板が出てくる。風が強いだの、落石の危険があるだの、あれこれ書いてはいるのだが、入るな、とは書いてない。さすが自己責任の国だね。
でっかいチョーク(昔のチョークはこういう石を削って作ったんだそうな)の切り立った岸壁が延々数キロ続く、7姉妹の岸壁。私が行ったときは干潮に近い時間帯だったようで、無理をすればかなり奥の方まで行けそうだったのだが、コケなどがこびりついて足場の悪そうな岩の上を歩かないといけなかったので、無理はせずにやめておいた。滑って転べば岩に当たって大怪我。巡視とかもしてないそうなんで、へたしたらその場で放置死だもんで。
良い天気だったので、オーストラリアで買った帽子をかぶって、1時間ほどのお散歩。さっきのバス停まで戻って、今度はシーフォードを越えてブライトンまでのバスの旅。 1時間少々のバスの旅だがまぁ取り立てて書くほどのこともなく。イーストボーンをそのまま大規模にしたようなリゾートシティーのブライトンに到着。海岸沿いの道から街中に入っていくので、このまま乗っていれば駅前まで行けるかな、と思ってたら、親切なおばさんに「終点ですよ」って言われた。(2階席なので、運転手は直接は言ってくれない。)
街の真ん中、地図を見ながらぐるぐる回って、駅へ行く通りを探し出す。歩いて数分、立派な駅舎が見えてくる。有人の切符売場は混み混み、自動券売機で切符を買おうと思ったら画面を埋め尽くす切符の種類。往復か片道かの他にオフピークかとか、ロンドン方面を経由するかとか、高速列車を使うかとかで細かく分かれているらしい。よくわからないので、比較的人の少ない案内窓口へ。旅程表を印刷してもらって、ついでに切符も買えた。
ブライトン発14:03の列車。1時間少々の旅、空いていたので、中で昨日の朝仕入れたりんごを頬張る。ポーツマス近くのフラットンってのが乗換駅。自動改札の無い小さい駅だったが、売店はあったので、ソーセージロールとか言うのを買い込む。2個で2.5ポンドですよぉと定型的に叫んでくれるお姉さんに、1個でいいですと。
乗り換えた列車はそこそこ混んでる。おじさんに、向かいに座って良いか聞くと何やら紙を指してダメだという。イギリスでも予約席は「予約済み」の札を席に表示するだけで、その表示がなければ自由席ってことらしい。日本でもそうすれば良いのにね。札の無い席を指差してくれたので、ありがたくその席に陣取る。
パイ生地で食べにくいソーセージロールを食って1時間ちょいの旅。ソールズベリーの街に到着。ガイドブックの地図に従って、案内所を目指す。
数組の家族が宿を探してもらっている模様。係員のお姉さんたち、宿のリストを抱えて電話しては横線を引いている。声をかけてくれた別のお姉さんに部屋を探してほしいと言うと、わかりやすく困ったわねぇって表情。一人だけと言うと、端末とか使わなくてもすぐ見つかるかもしれないと思ったのか、相手をしてくれた。
60ポンドで朝食無し、うーむ、ロンドンの宿より高いのに朝食無しかぁ、ってことで嫌な顔をしたら、ちょっと遠くなるけど50ポンドで朝食付きってのが有るわよ、と。歩いて20分だというのでもちろんOK。電話してもらって予約確認、ここは手数料無しで、10%だけ先払いって仕組み。
インターネットは聞かなかったが当然のように無料で使えた。昨日の宿より電波の状態も良く。すかっとつながる。屋根裏部屋でこの値段かぁ、ってのはあるが、まぁ良いでしょ。
シャワーの後、宿のオヤジさんと思しき人に食事の場所を聞いて街に出たのはもう7時近く。パブメニューの一部はここもお昼だけなんだね。レストラン併設ってことで、ちゃんとした料理はあるのだが、中間の軽い食事が少ない。
ステーキバーガーってのを頼んだら、でっかいハンバーグがパンの間に挟んであるだけのハンバーガーがどかんと出てきた。ものすごく流行っているお店らしく店員もきりきり舞いしていたので、ビール2杯をちびちび空けて退散。
宿の玄関が9時に閉まる(一応玄関の鍵はついている)のだが、もうちょっとだけ間が有ったのでもう1軒。ビール一杯が3.4ポンド、ロンドンから遠いのにロンドンより高いなぁ、ふっかけてんじゃないの…なんて考えながら飲んでたら、すっかり酔っ払ってしまった。
写真は豆のイングリッシュブレックファースト、7姉妹の白墨の絶壁、ステーキバーガー。
バス停に1日券の広告が貼ってあって、バス内で買うより売店等の窓口で買った方が安いと言うので、情報を仕入れるついでに、また案内所へ。コピー1枚だが「7姉妹」への地図をゲットして、1日券を購入。日付をスクラッチで表示させたら、改竄できないように透明シールで蓋をするという仕組み、ちと面倒くさい。
バスは10分に1本程度出ていると言うので、時刻表はもらわなかったのだが。ガイドブックに約30分と書いてある。イーストボーンを出て15分ほどの地点で「お、景色の綺麗なところがある」って感じで写真を撮っていたら、目的地の「7姉妹カントリーパーク」の看板が過ぎて行った。
誰も降りてないし、広いから、バス停は先なのかも…と思ってたら、あっという間に次の街のシーフォードに着いてしまう。わかりやすい場所に逆向きのバス停があるところまで出て乗りなおし。こう言うとき1日券だと気を遣わなくて良いね。
さて、30分ばかりロスをして到着した7姉妹カントリーパーク、バスを降りてからビジターセンターまでの道が分からない、駐車場まで出て看板見つけて一回り。後で見たら、イーストボーンからのバス停の真っ正面だった。
入場料のつもりで1ポンドなりのペラペラの地図を買ったのだが、全く役に立たず。人が歩いている方向へ行って、「ビーチ」の表示の看板を頼りに、すぐ隣で牛が草を食んでいる草原を海の方向に歩く。結構くたびれたぜってくらい歩くと、注意事項が一杯書かれた看板が出てくる。風が強いだの、落石の危険があるだの、あれこれ書いてはいるのだが、入るな、とは書いてない。さすが自己責任の国だね。
でっかいチョーク(昔のチョークはこういう石を削って作ったんだそうな)の切り立った岸壁が延々数キロ続く、7姉妹の岸壁。私が行ったときは干潮に近い時間帯だったようで、無理をすればかなり奥の方まで行けそうだったのだが、コケなどがこびりついて足場の悪そうな岩の上を歩かないといけなかったので、無理はせずにやめておいた。滑って転べば岩に当たって大怪我。巡視とかもしてないそうなんで、へたしたらその場で放置死だもんで。
良い天気だったので、オーストラリアで買った帽子をかぶって、1時間ほどのお散歩。さっきのバス停まで戻って、今度はシーフォードを越えてブライトンまでのバスの旅。 1時間少々のバスの旅だがまぁ取り立てて書くほどのこともなく。イーストボーンをそのまま大規模にしたようなリゾートシティーのブライトンに到着。海岸沿いの道から街中に入っていくので、このまま乗っていれば駅前まで行けるかな、と思ってたら、親切なおばさんに「終点ですよ」って言われた。(2階席なので、運転手は直接は言ってくれない。)
街の真ん中、地図を見ながらぐるぐる回って、駅へ行く通りを探し出す。歩いて数分、立派な駅舎が見えてくる。有人の切符売場は混み混み、自動券売機で切符を買おうと思ったら画面を埋め尽くす切符の種類。往復か片道かの他にオフピークかとか、ロンドン方面を経由するかとか、高速列車を使うかとかで細かく分かれているらしい。よくわからないので、比較的人の少ない案内窓口へ。旅程表を印刷してもらって、ついでに切符も買えた。
ブライトン発14:03の列車。1時間少々の旅、空いていたので、中で昨日の朝仕入れたりんごを頬張る。ポーツマス近くのフラットンってのが乗換駅。自動改札の無い小さい駅だったが、売店はあったので、ソーセージロールとか言うのを買い込む。2個で2.5ポンドですよぉと定型的に叫んでくれるお姉さんに、1個でいいですと。
乗り換えた列車はそこそこ混んでる。おじさんに、向かいに座って良いか聞くと何やら紙を指してダメだという。イギリスでも予約席は「予約済み」の札を席に表示するだけで、その表示がなければ自由席ってことらしい。日本でもそうすれば良いのにね。札の無い席を指差してくれたので、ありがたくその席に陣取る。
パイ生地で食べにくいソーセージロールを食って1時間ちょいの旅。ソールズベリーの街に到着。ガイドブックの地図に従って、案内所を目指す。
数組の家族が宿を探してもらっている模様。係員のお姉さんたち、宿のリストを抱えて電話しては横線を引いている。声をかけてくれた別のお姉さんに部屋を探してほしいと言うと、わかりやすく困ったわねぇって表情。一人だけと言うと、端末とか使わなくてもすぐ見つかるかもしれないと思ったのか、相手をしてくれた。
60ポンドで朝食無し、うーむ、ロンドンの宿より高いのに朝食無しかぁ、ってことで嫌な顔をしたら、ちょっと遠くなるけど50ポンドで朝食付きってのが有るわよ、と。歩いて20分だというのでもちろんOK。電話してもらって予約確認、ここは手数料無しで、10%だけ先払いって仕組み。
インターネットは聞かなかったが当然のように無料で使えた。昨日の宿より電波の状態も良く。すかっとつながる。屋根裏部屋でこの値段かぁ、ってのはあるが、まぁ良いでしょ。
シャワーの後、宿のオヤジさんと思しき人に食事の場所を聞いて街に出たのはもう7時近く。パブメニューの一部はここもお昼だけなんだね。レストラン併設ってことで、ちゃんとした料理はあるのだが、中間の軽い食事が少ない。
ステーキバーガーってのを頼んだら、でっかいハンバーグがパンの間に挟んであるだけのハンバーガーがどかんと出てきた。ものすごく流行っているお店らしく店員もきりきり舞いしていたので、ビール2杯をちびちび空けて退散。
宿の玄関が9時に閉まる(一応玄関の鍵はついている)のだが、もうちょっとだけ間が有ったのでもう1軒。ビール一杯が3.4ポンド、ロンドンから遠いのにロンドンより高いなぁ、ふっかけてんじゃないの…なんて考えながら飲んでたら、すっかり酔っ払ってしまった。
写真は豆のイングリッシュブレックファースト、7姉妹の白墨の絶壁、ステーキバーガー。