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1919 OOPer: 2008-04-09 23:51:30
第1日出発
満員の南海急行

 御堂筋線を動物園前で降りて、JRの新今宮駅沿いに南海新今宮駅まで移動。この辺りって労働者向けの安ホテルが建ち並ぶ所なんだが、最近は奇麗になっているのだねぇ。改築したてって感じで玄関周りがピカピカになっているホテルが一杯有ってびっくりした。その代わり1000円を切る劇安宿はなくなっていて、みんな1000円〜2000円の間と言うところで横並び。(ちょっと前まで一泊500円が相場だった。)激安感は無いものの、それでも海外ならドミトリー並みの価格で普通の部屋に泊まれるんだから、かなりお得だということで外国人バックパッカーとかの利用も急増中とか。おっと、どこがカンガルー日記なんだか。
 随分早くに着き過ぎて、15分ほど待って南海の関空急行に乗るとこれがかなりの人。帰宅ラッシュの時間だもんねぇ。私のように大きな荷物を持っている奴が乗り合わせるなんて邪魔以外の何者でもない、って目で見られてしまった。地下鉄代をケチらずに始発駅の難波まで行って座っていればよかった。関空に着くまでにくたびれましたよ。

懐かしの

 ジェットスターのチェックインカウンターには上部の目印モニターに大きなJet☆マークを表示して1列全部がジェットスター専用になっていた。今までちゃんと書いていなかったかもしれないが、私がQANTASで予約した便は、QANTASとJALとジェットスターのコードシェア便で、運行はジェットスターなのだな。
 で、チェックインの行列に並んでいる途中で、懐かしのNさんが近くを通りかかるのを発見。いやぁ、関空に来る度にもしかしてNさんに遇うかも、なんて思って利用してきたが、本当に遇うとはねぇ。向こうもちょっとびっくりしていた様子。残念ながら「Nさん」が誰のことかわかる人は、今は新学期で忙しくて、ここを読む暇はないと思われる。
 チェックインを対応してくれたキャセイ関西という名札をつけたお姉さんは一生懸命機械を叩いてくれたのだが、うまく廊下側の席が取れなかった。心配していた手荷物の重量検査は無かった。頑張って軽そうに見えるように持っていたのが正解か。

まずは毛布から

 やたらと搭乗開始が遅れたとかいう話はだらだら書いても面白くも何ともないんで置いといて、機内サービスの第一弾は毛布セットの配布から。上に書いたジェットスター運行のコードシェア便というのは、どの航空会社で予約したかによって機内サービスに差が有って、QANTASやJALで予約した人には標準的な機内サービスは付く(若干物足りないがそれは後述)のだが、ジェットスターで予約した人は考えられる殆ど全てのサービスが有料(280ml入りのちっちゃいお水だけが無料)なのだな。
 で、私はQANTASとは言っても、ジェットスターの通常価格より安いキャンペーン価格のチケットだったし、QANTASのホームページには機内サービスのことは殆ど書いていない(JALにはジェットスターとのコードシェア便の機内サービスの内容を説明するページが有る、それでもわからないことはわからないのだが、無いよりはまし)ので、ちょっと心配していたのだが、この毛布セットが届いたということで、普通のサービスが受けられると思って良さそうだ。
 座席番号を書いた一覧表みたいなのと付き合わせながら配るべきお客を探す、ってなことをしているので、毛布配りだけでえらい時間がかかる。ちなみにセットの内容は毛布の他に、アイマスク・耳栓・空気枕の4点セット。若者が自分たちには毛布は無いのか聞いていて、$8と言われて断っていたが、毛布を含めてお持ち帰り可能なんで、使い出はあるから(行きの便は夜行だし)、購入しておいてもいいんでないの?(価格は全てオーストラリアドル。)ちなみに、客室内はヨーロッパ行きの便に比べて、間違いなく若い人の割合が高かった。オーストラリアがそう言うカジュアルな嗜好に合っているのか、格安航空会社参入の影響なのかは不明。

お食事

 21:50発の予定が、かなり離陸が遅れて、さらにそれから約2時間後にお食事サービスが開始。既に(日本時間で)12時を回っている。いつもならもう寝てる時間…と言う訳ではないが、良い子は晩ご飯を食べてはいけない時からの食事となる。
 私が選べたのは、ビーフのデミグラ風ソースライスの付け合わせ、または、チキンの中華焼きそば風。この他にラビオリとかも有ったらしいが早々と売り切れた模様。
 機内のメニューによるとこのお食事が(飲み物別で)$15らしい。ジェットスター搭乗記みたいなブログをいくつか読んだのだが、食事の内容が値段の割に悪いとか、最悪にまずいとか書いてあったのだが、それほどひどいもんでもなかった。これだけで1500円(円支払いもできるようだが、100円/$1で換算してあって、現状のレートだとかなり割高)なら、機内で食べるってことを考えに入れればこんなもんでしょうって感じ。(後述の朝食はまた別の話。)
 ただ、飲み物はコードシェアの乗客には付いているはずなのだが、アルコールは別料金だし、食事の時にアップルジュースを頼んで、食後にコーヒーをいただく、なんてこともできず一杯しか飲めなかった。
 食事のサービスをまだやっている途中(こちらは食べている真っ最中)に機体がぐらぐら揺れだした。旅慣れている人が多いのか、あまり客室が騒がしくなったりはしなかったが、なかなかシートベルト着用のサインも出ず、客室乗務員はサービスを続けている。テーブルの上にカップを置いているだけで中身がこぼれそうな揺れが2〜3回きた後にようやくシートベルト着用サインが点いて、お食事サービスは中断された。

今回はポイントを絞りながら書いたつもりなんだが、結局だらだらと長くなってしまうな…。日本時間で日付が変わっていることもあるし、続きは第2日で。
(写真はジェットスターのA330、毛布セット、夕食。暗くて見えない人はパソコンの輝度調整をしてください…。)