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1920 OOPer: 2008-04-09 23:52:43 2
第2日乗り継ぎとシドニー
まずは朝食から

 ブリスベーンに到着する2時間ほど前、機内の明かりが点いて叩き起こされて朝食サービスが始まる。外はまだ日も上がる前。
 朝飯で選べたのはカスタードデーニッシュとチーズとマッシュルームのホットサンド。機内メニューによると、これが$10なりの「軽食」にあたるものと思われるが、こちらの方は、ちょっとぼったくりかも。写真に有るようにパン類とヨーグルトだけ。(例によって別料金の人は飲み物も別。)この内容でこの値段だと満足感を持つ人は少ないんでないかな。例によって朝のコーヒーは飲めず。

疲れる乗り継ぎ

 ジェットスター就航前から、関空のシドニー便はブリスベーンで乗り継ぎが有るのだな。同じ機材だから、荷物を置いていてもいいじゃん、とか思いたいのだが、全部持っていったん降りないといけない。
 で、再搭乗の前に再度手荷物検査が有るのだが、これが随分長い行列になっている。やたらと念入りな検査をされている模様。ブリスベーン到着の直前に機内で買った飲み物を捨てることになってぶーぶー言う人もいた。荷物を開けさせられていた率かなり高い。
 トイレに急ぐ間(なんせ隣が可愛らしい女の子だったので、トイレは我慢していた)に携帯の落下テストをしてしまった。こないだ機種変更したばっかりなのに早くも傷だらけに…。ま、固い床に落としたのに傷だけで使えてるんだから良かったということにしておこう。
 搭乗口では半券(ジェットスターでは機械を使わずに手でもぎりをやってくれて、でかい方が半券)を見せるだけで、搭乗券の再発行とかは無かった。

着陸失敗

 で、ブリスベーン〜シドニーなんてあっという間で、有料ならいらないやと飲み物サービスを断って寝たら、次に気が付いた時には「着陸準備に入ります」のアナウンスだった。
 もう地上の人の顔がはっきりわかるという高度まで下がって、ランディングの直前に急上昇、さすがに泣き出す子供も出たくらいの急操作だったのだが、機長のアナウンスでは急に揺れてとかランディングスピードがとか言っていたがよくわからなかった。後で日本語のアナウンス(日本語ができる乗務員は3名、そのうち一人はイケメンのお兄さんだった)によると、急な風向きの変化のせいで着陸できなかったとのこと。10分くらいかけて上空をぐるりと回ってやり直すことに。
 シドニー空港着陸のとき、左サイドの窓にはオペラハウスやなんかが奇麗に見える。ここで写真が撮れないのはもったいないねぇ。

通関より検疫

 パスポートコントロールのお兄さんが、何やら言ってきた。聞き直したら、How are you?とか言ってくれたらしい。いやぁ元気でーす、とか言って立ち去ったが、前にオーストラリアに来た時も全く同じパターンが有ったような気がする。オーストラリアの入国係官は挨拶をしっかりするように指導を受けているのだろうか。
 で、税関は看板が立っているだけで、通過したのかどうかもわからない状態なのだが、オーストラリアの入国では検疫は、割としっかりやられる。私の目の前で列を作るための布テープを貼り替えられてしまい、随分遠回りさせられたが、搭乗時の手荷物検査と同じような機械に荷物を通さないといけない。手荷物検査とはルールが違うのか、ラップトップや液状物を出せとは言われなかったのだが、私が通った時には他に誰もいなかったので、それが普通なのかどうかはよくわからない。

シャトルバスやぁい

 ホテルのホームページにはシャトルバスで$9、ガイドブックには$10で各ホテル前に順番に泊まってくれるシャトルバスがある、という話だったのだが、乗り場がない…。到着ゲートの出口前と書いてあったのだが、それっぽい看板も出ていない。あちこち工事中だったから、乗り場が変わったのかもしれない。到着ゲート付近にシャトルバス集合場所って看板が有ったのだが、誰も集まらない。日本から来た人は殆どツアーみたいだし、それ以外の人はどんどん駐車場に歩いていくし。Coachと書かれたバス乗り場は有ったが、私がみている時はボンダイ行きの路線バスとかしか止まらなかった。
 あちこち歩き回ってあきらめて、エアポートリンクの看板を探してどんどん地下へ。使い方がわかりにくいくせに「お釣りは$19.90までしか出ません」と言うのはでかでかと書いてある自販機でセントラルまでの切符が$13.80、これもガイドブック価格より上がっている。乗車時間わずか10分ほどで、30分も乗っていられるラピートと殆ど同じ値段とは…。
 セントラル駅から宿を見つけるまでも苦労したのだが、疲れたもう良いわ。

また来たシドニー

 と言う訳で、シドニーには以前来たことがあるのだな。で、宿(セントラル駅の南10分ほど、中身は殆どビジホ)からオペラハウス(2度目ではあっても、シドニーに来たら行かなあかんかなと…)まで歩いている間に、シドニー市外の見所は、殆ど見てしまっていることに気が付いた。まだお昼ご飯も食べていないのだが、結局歩いて宿の近くまで戻ってしまった。
 こっちでは、HOTELの看板はいわゆるホテルではなくて、飲み屋を表すことがあるとかどこかに書いてあったのだが、そう言う店の1つでビールを一杯頼んで宿に戻る。本当は料理も頼もうと思っていたのだが、料理はbistroとか呼ばれていて、barとは別の部分に有るらしい。愛想悪そうな親父がいただけなのでやめにした。

タイ料理

 2回目のシャワーを浴びてフロントで良いレストラン、と聞いたらタイ料理の店が有ると教えてくれた。オーストラリア料理、って看板を挙げている店も有るには有るが、町中ではそれ以外の各国料理の店の方が圧倒的に多い(日本料理の店もやたらと多い)から、オーストラリアってのはどこの国の料理でもオーストラリア料理、って感じなので、試してみることに。
 タイ料理なんて初めてなんでメニューを見て迷ってたら、親父がよってきて相談に乗ってくれたのでそれで良いよと。ついでに名前を聞いたことがあるような気がしたTomYamGoonとか言うスープも頼んでみた。
 辛いのは全然平気なんだが、香草の風味がきつすぎるのがちょっと苦手だったかな。食べてる途中よりも後味の方が良い感じ。

(写真は未明の機外、お約束のオペラハウス、名前も知らないタイ料理。)