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2055 OOPer@vodafone: 2008-05-20 06:31:20 2
旧街と寸借と
例によって未明には目が覚める。早くから明るいからなおさら。

朝飯ビュッフェは、昨日の夕食とは変わっていた。10時頃チェックアウト。

ストックホルムカードを買うつもりなので、それまでは電車に乗るまいと観光案内所まで歩いたら30分近く掛かった。
 ここも銀行方式、お客の多い大都市では仕方ないか。
 カード購入以外に、日本で予約しておいた宿への行き方を聞いたのだが、2回も乗り換えさせるので、有り難く無視、自分でストックホルム交通局のサービスセンターに行って調べた。

地下鉄とバスを乗り継いで、案内所で聞いた停留所で降りて宿を探す。少し歩き回ってしまったが、停留所の目の前の建物だった。

再び市街に戻ったのは1時過ぎ。地下鉄をガラムスタンで降りたら、観光客で一杯。
 先ずは大教会の前のカフェで、今日のランチを頼んだら、種類が一杯。ガイドブックに載っていたヤンソン氏の誘惑と言うのが有ったので頼んでみた。殆どポテトでアンチョビはほんのちょっとしかなかった、本当にこんな料理なのか。ランチには一品以外にサラダとパンとコーヒー付きで85SEK、近所にはもっと安い店も有った。

大教会の塔に昇れるのは、6月からだと、残念。王宮の施設を片っ端から見学、王族の儀式だとか、月曜は休みだとか、4時には閉まるとかで全部は見られず。
 とりあえずのノーベル博物館を出て、ガイド通りに旧街を一周、カフェでセルフのでがらしコーヒーを飲んで次の作戦を練る。

中央駅の切符自販機は特殊なカードしか受け付けないみたいなので、銀行方式の窓口で50人待ち。
 カフェでビールを飲みながら待ってると、ハンブルクに住んでいると言う男性が話しかけてきた。クレジットカードをなくしたのだが、再発行が明日の朝になると言う。
 私が切符を買うのに付き合ってくれたので、少しでも時間を潰す手伝いのつもりで飲みに誘ったら、5つ星ホテル内のカフェに連れて行かれた。

んで、少し話しをしたら、率直に言うけどハンブルクまで今日中に帰りたいから金を貸してくれないかと、見せろとも言っていない身分証明書をやたらと見せたがる。
 普通はここで丁重にお断りすべきなんだが、慌てて飲んだビールが回ってきてたのと、パソコン盗られた後で少しやけ気味だったので、話しに付き合って引き際を見失ってしまった。
 一緒に空港まで行こうと言うと急に間に合わないから列車にすると言い出すし、コペンハーゲンから後余裕が欲しいので多めに用だてて欲しいと言うし、駅の切符売り場に行こうと言ってるのに銀行に引っ張って行くし、5000SEK降ろそうとして機械が動かないと、全額でなくて良いと言い出す。
 はっきり言って、この機械が動いてたら5000SEK(約8万円)貸して(?)しまう勢いになりかけてたのだが、ここでようやく酔いが醒めてきた。
 次のATMでは暗証番号を間違えたら、遊ぶなよと怒り出す。こっちが一生懸命やってるのにその言い方は何だ!!!と言う訳で喧嘩別れ。
 今回の旅は色々経験させて貰えるわ。

今日は既に飲み過ぎているので、宿の軽食とコーラで晩飯にした。