昨日食べ過ぎたから朝飯は抜き、と言うか食えない。チェックアウトの時にも朝食代のことは聞かれず。自己申告で払っておいた。

昨日貰った観光地図に従いコペンハーゲンの街をぶらぶら、殆どの部分は一昨日歩いてるな。
　国立博物館は無料なんで行ってきた。さすがに収蔵品も多く、それなりに整理してある。遠足のお子ちゃまが邪魔、はっきり言って興味の無いお子ちゃまには面白くも何とも無いだろう。こう言うのが、最近流行りの北欧式教育なのかね。

窓口で次のオーデンセ行きと言って切符を買ったら、自販機でも買えそうな小さな紙切れ。片道スタンダード(いわゆる2等)コペンハーゲン発オーデンセ行きとしか書いてない。これで特急に乗っても良いのかね。　
　駅の案内表示も最終の行き先しか表示していないから、デンマークの地図を見て、オーデンセを通りそうな列車に乗る。オーデンセに止まるかどうかは知らない。

検札も無事通過、そう言えば、自分で刻印もしなかったから、デンマークでは要らないんだろう。
　コペンハーゲンの有るシェラン島からオーデンセの有るフュン島へは長いトンネルと長い橋でつながっている。東京湾横断道路を企画した奴は、これを見て真似したくなったのでは。

フュン島に上陸したと思ったら、すぐにオーデンセに到着、うとうとする暇も無い。
　駅前の宿屋の内、今朝までのと同じチェーンの宿がすんなり空いていた。朝食が要るか聞かれたから、普通はチェックインの時に申告するシステムなんだろう。

お目当てのアンデルセンの家(アンデルセンのデンマーク語の発音を無理にカナ表記するとアナスン、家とあるが、ちょっとした博物館)は、思っていたのと違って、作品ではなく、人に焦点を当てた構成。生まれた家と言うのも小綺麗にしてあるので、今一貧しい家に生まれた、ってのとしっくりこない。近所の背の低い昔風の町並みの方が面白いぞ。

子供時代の家の前は、お子ちゃまが占拠していたので、内部の見学はあきらめた。
　今日はまだ朝も昼も食ってないから、食事場所探しをメインに街歩き。結局切り売りのピザがソーセージより安かったので、またピザ。

宿に戻って一休みの間に、コペンハーゲンで買ったぬるいビールは飲み干してしまった。
　またちょっと歩いたのだが、小箱が35DKKの中華のテークアウェー。近所のスーパーには冷えた缶ビールのバラ売りが無かったので、コーラだけ買って食事。ちなみに0.5Lのペットボトル入りのコーラが、スーパーで瓶保証金込みで12DKK、街中のソーセージスタンドとかでも、その倍はする。みんなよくこの物価で生活できるもんだ。