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2068 OOPer@vodafone: 2008-06-01 05:19:31
第17日列車でバルゲン
朝食会場はホテルの部屋数の割に狭く、混み混み。隣のホステルからの利用者もいるようだが、中にはタダ食いに来て、ガードマンに追い出されている奴もいた。

すぐにチェックアウトしたのだが、もう10時前、駅に急ぐ。
 トロンハイムからの列車を予約するため切符売り場へ。時刻表(70ページ程の小冊子にノルウェーの全列車が載っている、もちろん無料)には接続するバスの時間が表示されているのだが、自販機では買えず、時間を気にしつつ窓口に並んだら、バスの切符は運ちゃんから買ってくれだと。

ホームに降りるとすぐに入線、乗り込むとすぐに荷物から目を離すな、置き引き多発のアナウンス(国内線だが英語もあり)、ヘルシンキでも言っといて欲しかったぜ。
 発車するとすぐに検札、窓口切符、自販機切符、オンライン切符、色々有って車掌も大変だが、デンマーク国鉄発行の切符は珍しかったのか、少し見入っていた。

時刻表に載っているドラメン(昨日バスで通過)経由ではなく、北側のロア経由、ヘーネフォスなんて駅に30分も停まると思ったら、ドラメンからの列車の接続待ちだった。
 右手の窓が絶壁ばかりの間にうとうと、まともな道路も無いのに別荘が立ち並ぶエリアに差し掛かるとまた右手の視界が開けてくる。
 遠くに残雪の頂きが見えると思ったら、列車はどんどんその頂きを目指す。いくつかトンネルを抜けて、岩肌よりも雪面の方が広くなると、当路線で最高の標高1222mのフィンセ駅まで数分のアナウンス。
 フィンセを過ぎると休む間もなくトンネルの連続、雪除けの覆いとつながっているので、トンネルが長いのだ。
 フロム鉄道との乗り換え駅のミュルダールは凄い人、ダークグリーンのフロム鉄道、ちょっと乗ってみたかったかも。
 ミュルダールを過ぎると下りがきついのか、耳がパンパン。
 途中15分くらい遅れていたのに、どこで取り返したのか定刻にバルゲン到着。

スーパーで水とジュースだけ購入、ビールも買おうとしたら、土曜日は6時までだそうで、ぎりぎりアウト。
 結局晩飯を仕入れられないまま、ターミナルに着いてしまったので、チェックイン。8時発だが、6時には乗船出来るそうで。
 あちこち真鍮メッキで金ぴかなのだが、何か足りないと思ったら、国内便だから、免税ショッピングコーナーが無いのだな。

船のカフェで買った45NOKのバゲットで晩飯にして、出港を待つ。
 30分遅れの出港の後は、すぐに英語ミーティング、飲み物くらいは出るかと期待したのだが、ひたすらしゃべりだけだった。

恒例では有るが、10時過ぎのノルウェーの空はまだまだ明るい。
 複雑な海岸線の間をゆっくり進む船のラウンジから、船の両側に広がる海岸を眺めながらの日記書き。