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2248 OOPer: 2009-06-11 07:14:18
葡日記(第3日祝日の世界遺産)
9時ごろの朝飯にしたら、さすがに人が一杯。フランス語の人が多い。

50ユーロ札しかなくて自販機が使えないので、フェゲイラ広場のまわりをうろうろ。水を買ったら0,80ユーロなり。1日券をチャージして路面電車の乗り場を探すが見当たらない。結局確実に乗れそうな所まで延々歩く。

今日のお目当ては、リスボンの世界遺産、ジェロニモス修道院とベレンの塔。今日6/10は「ポルトガルとカモンエスとポルトガル共同体の日」って祝日なのだが、どちらも祝日の14時までは普段6ユーロの入場料がただになるのだ。
 混み込みの15番に揺られて(急ブレーキ急発進が多く、手摺りなどにしっかり捕まっていないと転びそうになるくらい揺られる)ジェロニモス修道院に着くと、降りても凄い人。どうやら団体さんがバスでどんどん押しかけてきているよう。
 今は修道院としては使われていないので、博物館になっている部分も有ったりして、見学した(見学できるエリアは極めて限られている)感想は、正直「こんなもんか」って感じ。ちなみに今日は祝日だから教会部分はミサの最中。綺麗なステンドグラスを見て「ひゅー」って音を立てたら、「お静かに」と怒られてしまった。

有料の「発見のモニュメント」は外から見るだけ。さらに15分ほど歩くとベレンの塔。干潟に立っている単なる塔。これも「ふーん」って感じで感激は薄い。てっぺんまで昇れるので、それなりに昇り甲斐は有る。そういう問題じゃないだろうって気もするが。
2時過ぎ、昨日昇り損ねたエレベーターに乗ってみたりしつつ宿の近所まで戻って「ミルク屋」の看板も上がっているパステラリーアで昼飯。何か魚料理と思って適当に選んだのだが、英語メニューを見たらFish&Chipsと書いてある。まんまその通りだった。

快晴の中を歩き回って疲れてたので午後の部は無しで、とも思ったのだが、食った後ゴロゴロしていただけでは、ダイエット中のはずなのに限界を越えて膨らもうとしているお腹がどうしようもなくなりそうなので、何とか体を起こして出かけたのが6時すぎ。 祝日も休みじゃないとか書いてあったので、市場に行ってみたのだが、着いたのがちょうど7時ごろ。閉まっていた。すぐに宿の近くへ引き返す。

途中客引きばっかりの観光レストランが並ぶ通りを見つけた。私は日本語で呼び込みしている店には入らないんだよ。
 夕方を過ぎると、本当にどの地下鉄駅の入り口にも、変な奴がへばりついているなと思いつつ、そこら辺をぐるぐる回った後、宿の近くでお持ち帰りでハンバーガーを買い込む。何か暖かいものをお持ち帰りで、と言ったら、ハンバーガー以外は聞き取れなかったのだ。(注:今日は祝日なんで、殆どの店は休み。レストランやパステラリーアにも休みのところがある。)
 宿に戻って肉厚ハンバーグでボリュームのあるハンバーガーをペプシで流し込むのが今日の晩御飯。さすがに旅行中とは言え、毎日小洒落たレストランデばかりでは、やってられないからね。量も半端じゃないし…。

昨日の夜の歌声は近所のワイン酒場の野外ステージからのものだったのか、今日も何やら聞こえてくる。あんな大音量で近所から苦情が出ないんだろうか。

写真はジェロニモス修道院。