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2250 OOPer: 2009-06-13 20:51:46
葡日記(第4日快晴のエボラ)
朝飯は普通に食って、バスターミナルへ。あれこれ苦労が…。
・宿に一番近い地下鉄駅を見過ごして、一駅分余計に歩いてしまった。
・1回乗車の片道券の買い方がよくわからなかった。
・バスターミナルのある動物公園駅には、バスターミナルへの行き方の案内がなかった。
・バスターミナルには、わかりやすい時刻表や案内表示はなかった。

で、ほぼ定刻通り、2時間足らずで正午過ぎにはエボラの街に到着。観光案内所に向かう途中、かなり可愛いお嬢さんに道を聞かれた。それだけ。

地図とホテルリストを手に入れて宿探し。1軒目はちょい遠いのでまず電話。満室だと言われたので、2軒目へ。こちらは直接訪ねてOK。30ユーロで朝食無し。朝食が無いことまで入れると、リスボンのホテルとほぼ同じ値段。古い建物でそれなりに雰囲気は良いのだが、昨日までぴかぴかの(夜はちょっとうるさかったが)都市型ホテルに泊まっていたので、やっぱ設備的には見劣りがしてしまう。

一休みして街に繰り出す。カテドラルの午後の部の見学開始まで、近くのカフェテリアでビールでお食事。カテドラル前という絶好の立地に有りながら、おやじはあまり商売気が無く、英語も殆どできない。ま、そんな雰囲気だったから入ったんだが。ミックストースト(こっちでは、ハムチーズをはさんだホットサンドをこう言うらしい)を頼んだら、いくつ?と聞かれたので、つい2つと答えたら多かった。

カテドラルをサクッと見たら、後は適当に街歩き。熱い、360度見回しても本当に雲1つ見えない快晴。すぐに宿に戻ってもう一休み。

今回の旅のテーマはのんびりすることだし、と自分に言い聞かせてそのまま寝てようかとも思ったのだが、7時前に宿を出てバスターミナルへ。こんな小さな街に3泊もする予定なんで、明日明後日の予定を立てないといけない。時刻表をかたっぱしからデジカメに収めた後は、晩飯場所探し。
 大昔の水道橋を勝手に自分ちの一部にしてたりするのを眺めながら、店を探したのだが、結局ガイドブックに載っていた大衆レストランが一番安かった。パンにオリーブに豚肉アデレージョ風ってのとハウスワインの白をハーフで。お会計は10ユーロなり、多分かなりのドンブリ勘定。

レストランを出たのが、9時ごろ、日は落ちているが、まだ夜景を眺めるには明るすぎる。公園のスタンドで赤ワインを舐めながら暗くなるのを待って、ライトアップされたあちこちをカメラに収める。ヨーロッパの街並みは夜景が綺麗な所が多い(部屋の電気はこまめに消すのに、モニュメントのライトアップは惜しまないんだよね)のだが、リスボンとかの大都市では、一人歩きは怖いからなかなか写真を撮るとかしてないのだよね。
 それでも10時前には宿に戻って、写真の整理をしたり、電波泥棒したりで夜は更けるのだった。

写真は豚肉のアレンテージョ風。(半人前。)