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oopers.com
2271 OOPer: 2009-06-28 23:44:20
葡日記(第18日曇り時々雨のち時々晴れ)
9時半頃宿の近所のカフェでいつものミックストーストで朝飯を済ませたら、急坂を降りて川岸へ。まずはドウロ川クルーズから。2ヶ所あるうちすいている方に乗り込んだつもりなのに、遠足のお子様保護者とで一杯だった…。途中雨が降り出してみんながキャビンに引っ込んだ後、船首を独り占め状態で景色を眺めていたのだが、本降りになってきてこちらもキャビンへ。雨はすぐに上がり再び船首へ。風がさわやかで濡れた服もすぐ乾く。景色も良い。何となく良い気分。

橋を歩いて渡れば、向こう岸はポートワインのセラーがズラリ。ポルトに行ったんならポートワインでしょう、って人はうちのBBSの読者には多いはずなんで、何軒か回ってみる。川岸の分かりやすい場所にヴィジターセンターを構えている所は有料の上に受付の接客もいまいち。少し奥まっている所にあるが、テイラーズ(うちのビンテージはよそより何割も高く取引される、なんて自慢していたのだが、有名なのか?)ってところが、対応が良い上に20分ほどで次のガイドツアーが始まるということでお邪魔。日本語でポートワインについて解説したパンフもくれるし、いい感じ。ちょっと自社の歴史についての前フリが長すぎるけどね。
 続いてクロフトなるところに梯子。こちらも無料だが、ピンクなんてののテースティングは有料だった。ここも大変接客態度は良いので、お勧め。

川岸に出て安そうなレストランを見つけて、海鮮飯8,50ユーロなりで昼飯。飲み物は昨日に続いて緑ワインの赤を頼んでみた。お腹一杯。

橋を戻って、サンフランシスコ教会。見学は有料3ユーロなり。中は金ぴかだけど撮影禁止。あまりにも趣味が悪いので写真に撮られたくないのかな。墓場部分まで見れる。 続いてカテドラルへ。ここは有料の回廊部分はパス。まぁ、金ぴか教会に続いてみるとすんごく質素に見える。

宿で一休みの後、フロントのオヤジさんにうまいレストランを聞いて街へ。昨日もらった地図にはWiFiマークが一杯有ったのだが、実際に確認できたのは、昨日コンサートの有った公園だけ。他はこれからなのか止めちゃったのか。

宿の近くに戻ってオヤジさんに聞いた店に入る。店の表にメニューとか貼っていない。店に入って聞いてみてもメニューなんて無いという…。(ワインリストは有ったみたい。)肉か魚か聞いてくるだけなので、英語の出来るお姉さんを厨房から呼び出してもらって、この辺りの典型的な食い物を食いたい、とだけ言うと、んじゃ魚だね、ってことになった。
 まずは、揚げ鰯が出てくる。うまかったのだなこれが。私的にはこれをメインにして良かったのだが、どうみても前菜なんで次に何が出てくるのか待っていたら、2皿も出てくる。その場で聞いてもよく分からなかったので後でレシートで見たら雄鶏魚とか言う魚らしい。メインの魚は唐揚げで、付け合わせ代わりについてきたのが、もう1つの皿、こっちは鱈(いつものバカリャウ)と何かを卵で和えたもの(生卵が乗った状態で出てきて、目の前でかき混ぜてくれた)。で、まぁどっちもうまかったんだが、値段が気になる私は安心して味を楽しめないのだった…。
 デザートまで自動的に付いてきて、合計28ユーロ、バカ高くはないが安くもないぞオヤジさん(特に「緑ワイン」とだけ頼んだら、かなり高いのが出てきたので、それが高く付いている)なんぞと心の中でつぶやいて、サンジョアン祭りのイルミを写真に撮ったりしながら宿に戻ったのだった。