葡日記(第29日トマールに泊まる)
朝8時に宿を出て駅のカフェでミックストースト。
8時34分発の列車はコインブラB駅(コインブラには街中の「コインブラ駅」(通称コインブラA駅)と街外れの「コインブラB駅」とがある)で20分以上の停車。コインブラを出ると間髪入れずに農村地帯。
乗り継ぎのラマローザ、見事に何にもない。こないだのトローファには、駅から数分歩けば普通の街並みが広がっていてカフェなんかも有ったわけだが、何にもない。コインブラ-リスボンを結ぶ路線とトマール行きとの分岐駅なんで、ホームが4つも有って、ピカピカのプラズマ表示の行き先案内も動いていたから、駅前にはカフェくらい有ると思っていたが何にもない。左手は遥かかなたまで農園。右手は庭にプールなんか有ったりする大邸宅が並ぶ、農園主かね。大きな建物が見えたのは工場だった。綺麗な外装の駅舎が有ったものの、中に人がいる気配は無く、トイレさえ使えないよう柵で被ってある。乗り継ぎ駅にはトイレくらい置こうよ。この駅で1時間接続待ち。
12時前にはトマールに到着。案内所で街の地図とちゃんと値段の入った宿屋のリストをゲット。近所のパステラリーアでビール飲みながら宿定め。橋の向こう、新市街の宿が25ユーロ朝食付き、残念ながらネットは使えないが、フリーのインターネットスペースまですぐ。
近所の小さな看板、じもてぃーばっかりの店でお昼。今日もビフテキシャンピニオン添え。6,50ユーロで、飲み物(ワインも選べる)・デザート・食後のコーヒーまで付いている。地方都市はこういうお手頃な店が見つかりやすくて助かる。
今日のメインはトマールのキリスト修道院。前に訪問したアルコバサ・バターリャと並ぶこの地域の世界遺産3修道院の1つだな。とにかく広くて、でかくて、殆どあらゆる所に入らせてくれる…。けちらずに1ユーロ出してガイドパンフを買っておいた方が良いぞ。(見学自体は5ユーロ。)
リスボンのジェロニモスも入れて4修道院に順序をつけるとこんな感じ。
トマール>>シェロニモス>バターリャ>アルコバサ
時間が無くてどこか1ヶ所だけ、ってんならトマールが一押し。ざざっと一回り(本当に全部回ったかどうか定かではない)しただけで1時間半ほど掛かってしまった。
宿で水シャワーを浴びて一息ついたら、案内所で聞いていたインターネットスペースその1へ。こちらは無線LAN(こっちではウィーフィー(WiFi)と言う、英語読みでワイファイでも通じる)は無い模様。英語でもOKのバス・飛行機等のチェックだけしてさようなら。ちなみに30分までは無料だが、それ以降は1時間2ユーロとか。多分本当は無料運営できるんだろうが、それだと延々と使いつづける奴が出るんで歯止めだろう。
すぐ近くの図書館内にインターネットスペースその2が有る。ポルトガル全土の都市数百ヶ所にこう言うインターネットスペースが有るらしい。無線接続なら時間制限無しの無料。ひたすら昨日の日記をアップ。
夕食時間を待って、街に出る。宿のオヤジさんはまた「沢山有るよ」のパターン。昼間チェックを入れておいた川沿いのレストランは今夜は営業せず。旧市街のど真ん中のレストランでは、メニューを見定めている日本人旅行者に、これはこんな料理だよと押し掛け説明。ぐるりとそこら辺を回ったがめぼしい店は無く、結局その店に入った。
お目当ては、まだ食ってなかったポルトガルメニューの1つ、鴨飯。この店、比較的お手頃価格で鴨飯がメニューに出ていたんだが(メニューには「今日の料理」のページしかない)、混雑ピークの時間帯に一人で行ったせいか注文を忘れられていた…。スープさえなかなか出てこないんで、スープもまだなの、って聞いたら、注文を聞いたお兄さんが来て、「魚飯だったよね」「か・も・飯です」のやりとり。
値段もお手頃、料理もおいしい(鴨飯は他の「〜飯」(リゾット風の煮込み)と違って、オーブンで焼いて水分飛ばして表面にお焦げを作ってある、炊き込みご飯風)で、なかなか良い店だったからこれさえなかったらねぇ。向かいの席にいた、なぜか日本人数名を含む団体さんがうまそうにメロンやパインを食っているのを見ながら、デザートもコーヒーも要らない、と言って店を出たのが10時近く。
気分なおしにカフェでビールの梯子(ちなみにレストランでは緑ワインのクォーターボトル1本開けてます)。2軒目の店で値段を聞き違えて1,20ユーロ渡したら、違うよと言って0,30ユーロ返しにきた。ポルトガルの飲食店はイタリアやスペインと同じラテンとは思えないほど明朗会計である。
8時34分発の列車はコインブラB駅(コインブラには街中の「コインブラ駅」(通称コインブラA駅)と街外れの「コインブラB駅」とがある)で20分以上の停車。コインブラを出ると間髪入れずに農村地帯。
乗り継ぎのラマローザ、見事に何にもない。こないだのトローファには、駅から数分歩けば普通の街並みが広がっていてカフェなんかも有ったわけだが、何にもない。コインブラ-リスボンを結ぶ路線とトマール行きとの分岐駅なんで、ホームが4つも有って、ピカピカのプラズマ表示の行き先案内も動いていたから、駅前にはカフェくらい有ると思っていたが何にもない。左手は遥かかなたまで農園。右手は庭にプールなんか有ったりする大邸宅が並ぶ、農園主かね。大きな建物が見えたのは工場だった。綺麗な外装の駅舎が有ったものの、中に人がいる気配は無く、トイレさえ使えないよう柵で被ってある。乗り継ぎ駅にはトイレくらい置こうよ。この駅で1時間接続待ち。
12時前にはトマールに到着。案内所で街の地図とちゃんと値段の入った宿屋のリストをゲット。近所のパステラリーアでビール飲みながら宿定め。橋の向こう、新市街の宿が25ユーロ朝食付き、残念ながらネットは使えないが、フリーのインターネットスペースまですぐ。
近所の小さな看板、じもてぃーばっかりの店でお昼。今日もビフテキシャンピニオン添え。6,50ユーロで、飲み物(ワインも選べる)・デザート・食後のコーヒーまで付いている。地方都市はこういうお手頃な店が見つかりやすくて助かる。
今日のメインはトマールのキリスト修道院。前に訪問したアルコバサ・バターリャと並ぶこの地域の世界遺産3修道院の1つだな。とにかく広くて、でかくて、殆どあらゆる所に入らせてくれる…。けちらずに1ユーロ出してガイドパンフを買っておいた方が良いぞ。(見学自体は5ユーロ。)
リスボンのジェロニモスも入れて4修道院に順序をつけるとこんな感じ。
トマール>>シェロニモス>バターリャ>アルコバサ
時間が無くてどこか1ヶ所だけ、ってんならトマールが一押し。ざざっと一回り(本当に全部回ったかどうか定かではない)しただけで1時間半ほど掛かってしまった。
宿で水シャワーを浴びて一息ついたら、案内所で聞いていたインターネットスペースその1へ。こちらは無線LAN(こっちではウィーフィー(WiFi)と言う、英語読みでワイファイでも通じる)は無い模様。英語でもOKのバス・飛行機等のチェックだけしてさようなら。ちなみに30分までは無料だが、それ以降は1時間2ユーロとか。多分本当は無料運営できるんだろうが、それだと延々と使いつづける奴が出るんで歯止めだろう。
すぐ近くの図書館内にインターネットスペースその2が有る。ポルトガル全土の都市数百ヶ所にこう言うインターネットスペースが有るらしい。無線接続なら時間制限無しの無料。ひたすら昨日の日記をアップ。
夕食時間を待って、街に出る。宿のオヤジさんはまた「沢山有るよ」のパターン。昼間チェックを入れておいた川沿いのレストランは今夜は営業せず。旧市街のど真ん中のレストランでは、メニューを見定めている日本人旅行者に、これはこんな料理だよと押し掛け説明。ぐるりとそこら辺を回ったがめぼしい店は無く、結局その店に入った。
お目当ては、まだ食ってなかったポルトガルメニューの1つ、鴨飯。この店、比較的お手頃価格で鴨飯がメニューに出ていたんだが(メニューには「今日の料理」のページしかない)、混雑ピークの時間帯に一人で行ったせいか注文を忘れられていた…。スープさえなかなか出てこないんで、スープもまだなの、って聞いたら、注文を聞いたお兄さんが来て、「魚飯だったよね」「か・も・飯です」のやりとり。
値段もお手頃、料理もおいしい(鴨飯は他の「〜飯」(リゾット風の煮込み)と違って、オーブンで焼いて水分飛ばして表面にお焦げを作ってある、炊き込みご飯風)で、なかなか良い店だったからこれさえなかったらねぇ。向かいの席にいた、なぜか日本人数名を含む団体さんがうまそうにメロンやパインを食っているのを見ながら、デザートもコーヒーも要らない、と言って店を出たのが10時近く。
気分なおしにカフェでビールの梯子(ちなみにレストランでは緑ワインのクォーターボトル1本開けてます)。2軒目の店で値段を聞き違えて1,20ユーロ渡したら、違うよと言って0,30ユーロ返しにきた。ポルトガルの飲食店はイタリアやスペインと同じラテンとは思えないほど明朗会計である。