bbs
oopers.com
3290 OOPer: 2010-08-01 15:53:25 1
ブリタニア通信第7日ストーンヘンジと塔
朝食会場、フルイングリッシュトマト抜き、で注文。部屋数の割りにテーブル数が少ない。大人数の家族連れも多くて、ちょっと窮屈で慌しかった。

宿でもたもたしていたら09:40発の最初のストーンヘンジツアーバスに間に合うかなって時間。数分過ぎていたが、まだ大丈夫、客一人一人にその場で切符を売るから時間が掛かるのだな。オールドセーラムツアー付きの18ポンドってのを購入。

ストーンヘンジの周辺はのどかな丘陵地帯。なだらかな丘の上に突然石の柱が見えてくるってのは良いのだが、周りは道路に囲まれて車がバンバン走っているから微妙だな。 運ちゃんが入り口までは案内してくれる。後は音声ガイドでも借りて勝手に見てちょうだい状態。こなれた日本語の音声ガイドを聴きながら、1時間近くかけて見学…と言ってもすぐ近くには行けない。数十メートル離れて環状に伸びている見学用遊歩道を歩くだけなのだな。
 「ムー」とかに載っている、古代の天文計算機だとか、ドルイド教との関係だとかは否定されてるそうです。

お土産屋を覗いて、小さな磁石1個が3.5ポンド(約500円)ってのを見て、たけぇ〜と思って何も買わず。帰りは30分に1本来る次のツアーバスを待てって仕組み。市内観光のフリーライド型と変わらないのだな。
 と言う訳で廃市街であるオールドセーラムへ。単なる丘の上に建物だったのかどうかも良く分からない石壁の残骸がポツリポツリと有るだけ。しかもオールドセーラム抜きのストーンヘンジだと11ポンドのツアー料金が、このオールドセーラムを入れると7ポンドアップ、だがオールドセーラムの入場料は3.5ポンドだと。ぼったくりだね、金返せのレベル。路線バスでも来れるし、城跡以外(と言ってもお掘の跡と教会跡しかないのだが)は只で見れるエリアに有るので、わざわざ7ポンドアップのツアーチケットを買う必要は無いぞ。

ソールズベリーの街中に戻ったのが、12時50分頃。このツアーバス、宿のまん前を通るんだよね。そのまま降ろしてくれたら、宿で一休みしてから街に出るのに。
 土曜日(市の開催は火曜日と土曜日)でごった返している市場広場のまん前のパブで軽く昼飯。「もう1杯」と同じビールを2杯頼んだはずなのに、勘定書きを見たら、別のビールになっていた。酔っていたので、文句を言えば良かったと思ったのは後から。

ほろ酔いで大聖堂へ。正面玄関に人だかりがしていると思ったら、結婚式だった。新郎の方は軍服を着ていたから軍人さんなのかね。もしかして一般見学が出来ないのかと思ったらちゃんと入場できた。
 推奨寄付額5.5ポンド、なんて書いた看板が上がって、入り口を塞ぐ形でカウンターもある。そこまでやるんなら「入場料」と言っちまいなよって感じ。
 そのカウンターで塔ツアーが空いているか聞いてみる。間もなく2時15分のツアーが始まる時間なのだが、3時15分のに1つ空きが有るだけだという。1時間はちょっと暇を持て余すかと思ったのだが、とりあえず申し込んで8.5ポンドなりを支払う。10ポンド札で払ったのだが、お釣りが出てくるのが遅かったのは、お釣りは寄付しますと言って欲しかったんだろうか…。

大聖堂内部をぶらぶら歩いて見学。チャプターハウスってのにはマグナカルタの原本が有ったり、旧約聖書(当然主に創世記…旧約聖書の創世記以外の章は延々と儀式の正しいやり方の説明とかが続いたりして、あまり面白いもんではない)のエピソードがレリーフになったりしている。教会の中に小奇麗なカフェテリア形式のレストランまであるや、なんぞと思った所で40分近く経過。一度教会の外に出たのだが、ゆっくり見て回るほどの時間もないし、再入場。
 で、塔ツアー、面白いぞ。屋根裏通ったりして、普通なら入れてくれなさそうなところをバンバン通って、後から付け足されたって言う尖塔部分ギリギリまで上がらせてくれる。一番高いところから外の通路に出て景色も眺めさせてくれるしサービス抜群。ソールズベリーに来た人は是非参加するべし。

と言う訳で90分の予定の塔ツアーが終わるともう夕方の5時。宿に戻って一休みしたら、晩飯の時間。昨日聞いた店のうちもう1軒の方に入って、何か食えるかと聞くと、今日はバースペースだけの営業だから、カウンターで注文してね、と言うお返事。本日のスペシャルって中にあったポークフィレの粒マスタードソースポテトソテー付きなるものを頼む。マスタードソースがうまい。ポークフィレその物はいまいち…。土曜日はクイズナイトとかで奥のスペースは何かやってるらしく急がしそうだが、しっかり2杯目のビールを飲んでから店を出る。
 帰りにスーパーでまたビールを購入。カールスバーグだけどね。イギリスではこの辺の軽いラガーは人気が無いのかたいてい安売り商品になっている。おつまみも買って宿でも飲みつづける、ちょっと飲みすぎかな。

写真は観光客に取り囲まれているストーンヘンジ、大聖堂の塔から見たソールズベリーの街、晩飯のポークフィレ粒マスタードソース。