ブリタニア通信第11日ほとほとの移動日
09:20の列車に乗りたいので、7時半からトーストとコーヒーフルーツだけの朝食をさっさと済ませる。領収書は要るかと聞いてくるが、「支払いがまだだ」と言うと、案内所での予約時にクレジットの番号確認して、その時にもう引き落としは済んでいると。道理でセキュリティコードまで聞くはずだ。
宿のお兄ちゃんがしきりにタクシーを呼ぼうかといってくれてるのに歩いて駅へ。途中から土砂降り、レインコートはリュックの上からかぶっていたので、お腹側とズボンはびしょびしょ。ちょっとしたシャワーだったようで、10分もしたら青空が覗いてきた…。あがるとわかってたら、もうちょっとゆっくりする時間はあったんだけどね。
列車で4時間超の旅、駅売店でペーパーバックを買い込んで列車に乗り込む。混み具合はそこそこ程度、2人分の席を使ってゆったり。
車窓からの風景は麦畑か牧草地ばかりで代わり映えがしない。いつの間にかイングランドに入ったようで、駅名の表示が英語だけに変わっている。ワゴン販売のおじさんはティーがチーと訛っている。途中バースの朝食会場でゲットしたバナナがおやつ。
チェスターはイングランドだと思うんだが、列車内ではウェールズ語名も表記されている。この辺を過ぎてしばらくすると、列車は海岸沿いを走る。反対側は小高い丘、時折トンネルをくぐり抜けたりして、日本の海岸沿いの路線でも良くある風景だな。
スランディドノ分岐点を過ぎると、線路脇まで石塀の続く立派なお城が見えてくる。これがコンウィ城らしい、北ウェールズでのお目当ての一つだが、ここには停車しない。
ようやくバンガーの駅に着いたのが、1時半頃。駅前に宿屋の看板もあるし、宿はすぐに見つかるだろうと思ったのだが…。
まずは案内所を探す。駅にあった地図には確かにiマークが有ったはずなのだが、見当たらない。街の人に聞いても思いっきり訛った英語で知らないという。街中に有る新しい標識では町役場にiマークが付いているのだが、激しく工事中。その近くの小さい美術館にiマークが貼ってあったので覗いて見たら、係のお姉さんは「リーフレットが置いてあるだけで、宿のリストとかも無いのよ」だと…。訪問予定の3つの城とバンガーの地図の有るリーフレットを手に入れてその場を離れる。
ハイストリートを通って駅の方へ戻る。街中はそこそこ賑やかだったのだが、駅前は寂しい。1軒の宿屋は中華料理屋併設、中国人のおやじさんが聞き取りやすい英語で「62ポンド、朝食込みだよ」と。こんな何にも無い街でロンドンより高い値段は払ってられないと思って、「一回りして他に無かったらまた来るよ」と言って立ち去る。隣にも宿屋が有ったのだが、本気で営業する気が有るのかどうか怪しかったので、こっちは聞きもせずにパス。駅に戻る。
それほど待たずにスランディドノ行きの列車が有る。券売機で5.5ポンドなりの切符をカードで買って、まずはロンドン行きの列車に乗車。この列車の予約席は紙がペロンと挟んであるのではなくて、席の上の蛍光表示板に流れていた。
スランディドノ分岐点で乗り換え、10分足らずでスランディドノ行きの列車が来るはずだったのだが、約20分の遅れだと…。時計は3時、お腹が空いたので、駅の売店で温かい食い物と言って買ったバップで遅い昼飯。
さすがに海辺のリゾート地のスランディドノには宿屋が山ほどある。案内所の手数料は2ポンドだったが、1軒ずつ聞いて回るのも大変なんで予約をお願いする。ちなみにこの辺のシングル一泊の相場は30ポンドくらいだと。海辺のリゾートと言っても、ロンドンに近いブライトンとかに比べると随分安いのだね。
結局27.5ポンドなりの宿を3泊予約。街の端っこの方だが小さい街なんで、ま、良いでしょう。んが、案内所でインターネットについて確認してたのに、無線LANは調子が悪いとかで使えなかった…。
案内所の2階の図書館に行ったら、「今日は後5分で閉館なのよ、早く閉める日なの」だと…。明日は7時までだそうなんで、また明日、旅行記のアップが3日分くらいたまっちまってるんだけどね。
パブに入ってウェールズのビールが欲しいと言ったら、無いという。カウンターのお兄ちゃんと別の客とが一緒になって、良い店があると教えてくれる。が、その店に行ったら延々行列。無線LANが使えるパブとか無いか(ロンドンやカーディフでは簡単に見つかった)探したのだが、見当たらず。も一度覗きに行ったらやっぱりまだ行列していた。 あきらめてフィッシュ&チップスの看板をあげているレストランで食事。こっちはガラガラ。さっきのパブのお兄ちゃんが言っていたように、スーパーで買えば1〜2ポンドの瓶ビールを3.5ポンドなりで出していた…。
宿に戻ったのはまだ7時にもなっていなかったが、ウェールズのビールが飲めるパブもないとなると出歩く気にもならず、宿でひたすらテレビ。海辺まで何しに来たんだか。
写真は、一泊62ポンドとか言われたバンガーの宿、スランディドノの海岸(晴れ間が見えていたが寒くて水着になっている人なんて誰もいない…)、晩飯のチーズバーガー(トマトには丁重に退場していただいた)。
宿のお兄ちゃんがしきりにタクシーを呼ぼうかといってくれてるのに歩いて駅へ。途中から土砂降り、レインコートはリュックの上からかぶっていたので、お腹側とズボンはびしょびしょ。ちょっとしたシャワーだったようで、10分もしたら青空が覗いてきた…。あがるとわかってたら、もうちょっとゆっくりする時間はあったんだけどね。
列車で4時間超の旅、駅売店でペーパーバックを買い込んで列車に乗り込む。混み具合はそこそこ程度、2人分の席を使ってゆったり。
車窓からの風景は麦畑か牧草地ばかりで代わり映えがしない。いつの間にかイングランドに入ったようで、駅名の表示が英語だけに変わっている。ワゴン販売のおじさんはティーがチーと訛っている。途中バースの朝食会場でゲットしたバナナがおやつ。
チェスターはイングランドだと思うんだが、列車内ではウェールズ語名も表記されている。この辺を過ぎてしばらくすると、列車は海岸沿いを走る。反対側は小高い丘、時折トンネルをくぐり抜けたりして、日本の海岸沿いの路線でも良くある風景だな。
スランディドノ分岐点を過ぎると、線路脇まで石塀の続く立派なお城が見えてくる。これがコンウィ城らしい、北ウェールズでのお目当ての一つだが、ここには停車しない。
ようやくバンガーの駅に着いたのが、1時半頃。駅前に宿屋の看板もあるし、宿はすぐに見つかるだろうと思ったのだが…。
まずは案内所を探す。駅にあった地図には確かにiマークが有ったはずなのだが、見当たらない。街の人に聞いても思いっきり訛った英語で知らないという。街中に有る新しい標識では町役場にiマークが付いているのだが、激しく工事中。その近くの小さい美術館にiマークが貼ってあったので覗いて見たら、係のお姉さんは「リーフレットが置いてあるだけで、宿のリストとかも無いのよ」だと…。訪問予定の3つの城とバンガーの地図の有るリーフレットを手に入れてその場を離れる。
ハイストリートを通って駅の方へ戻る。街中はそこそこ賑やかだったのだが、駅前は寂しい。1軒の宿屋は中華料理屋併設、中国人のおやじさんが聞き取りやすい英語で「62ポンド、朝食込みだよ」と。こんな何にも無い街でロンドンより高い値段は払ってられないと思って、「一回りして他に無かったらまた来るよ」と言って立ち去る。隣にも宿屋が有ったのだが、本気で営業する気が有るのかどうか怪しかったので、こっちは聞きもせずにパス。駅に戻る。
それほど待たずにスランディドノ行きの列車が有る。券売機で5.5ポンドなりの切符をカードで買って、まずはロンドン行きの列車に乗車。この列車の予約席は紙がペロンと挟んであるのではなくて、席の上の蛍光表示板に流れていた。
スランディドノ分岐点で乗り換え、10分足らずでスランディドノ行きの列車が来るはずだったのだが、約20分の遅れだと…。時計は3時、お腹が空いたので、駅の売店で温かい食い物と言って買ったバップで遅い昼飯。
さすがに海辺のリゾート地のスランディドノには宿屋が山ほどある。案内所の手数料は2ポンドだったが、1軒ずつ聞いて回るのも大変なんで予約をお願いする。ちなみにこの辺のシングル一泊の相場は30ポンドくらいだと。海辺のリゾートと言っても、ロンドンに近いブライトンとかに比べると随分安いのだね。
結局27.5ポンドなりの宿を3泊予約。街の端っこの方だが小さい街なんで、ま、良いでしょう。んが、案内所でインターネットについて確認してたのに、無線LANは調子が悪いとかで使えなかった…。
案内所の2階の図書館に行ったら、「今日は後5分で閉館なのよ、早く閉める日なの」だと…。明日は7時までだそうなんで、また明日、旅行記のアップが3日分くらいたまっちまってるんだけどね。
パブに入ってウェールズのビールが欲しいと言ったら、無いという。カウンターのお兄ちゃんと別の客とが一緒になって、良い店があると教えてくれる。が、その店に行ったら延々行列。無線LANが使えるパブとか無いか(ロンドンやカーディフでは簡単に見つかった)探したのだが、見当たらず。も一度覗きに行ったらやっぱりまだ行列していた。 あきらめてフィッシュ&チップスの看板をあげているレストランで食事。こっちはガラガラ。さっきのパブのお兄ちゃんが言っていたように、スーパーで買えば1〜2ポンドの瓶ビールを3.5ポンドなりで出していた…。
宿に戻ったのはまだ7時にもなっていなかったが、ウェールズのビールが飲めるパブもないとなると出歩く気にもならず、宿でひたすらテレビ。海辺まで何しに来たんだか。
写真は、一泊62ポンドとか言われたバンガーの宿、スランディドノの海岸(晴れ間が見えていたが寒くて水着になっている人なんて誰もいない…)、晩飯のチーズバーガー(トマトには丁重に退場していただいた)。