朝食会場に2番の席がなかった。3番の席に座れと言うので、それで食事を取っていたら、3番の部屋の客が来て慌てて番号を置きなおしていた。

昨日と同じバスでバンガーへ、9時半発のに乗るつもりなのに宿の玄関を出たらもう9時28分、走って何とか間に有った。
　今日も途中から雨、バンガーに着いてもしとしと。昨日調べておいたボーマリス(ボマーリスって発音する人もいた、どっちが本当か良くわからん)行きのバス乗り場に移動。ほぼ定刻にバスが到着。古そうな橋を渡ってアングルシー島に入る。橋脚の部分が狭くてバスの両側10センチずつくらいしか余裕が無い。

ボーマリス城はお掘と二重の塀に囲まれた、いかにもお城っぽいお城。んが、入れるところはかなり制限されているし、高い塔も無い。綺麗なお城だから、遠くから見た方が良いかも。
　ボーマリスの街はのどかな漁村って風情。ピアの先っぽも単なるベンチで、子供たちが蟹釣りをしていた。路地裏のガラガラパブでお食事、カードの機械は動かないということなんで、食後にちょっと待ってて、なんて現金を降ろしたり。もしかしてウェールズ銀行券が出てきたら困るかもと思っていたのだが、全部イングランド銀行券だった。　暇そうにしていた店のお兄ちゃんにウェールズ語は出きるかと聞くと、できるけど普段は英語だと。彼女はウェールズ語だけなんで、彼女と話すときはウェールズ語なんだとさ。出身はスコットランドみたいなことを言ってた(アバディーン行きを勧められた)んだが、ウェールズ語を習得するのはそんなに簡単なんだろうか。

よくわからない島内の街だか村だかを抜けて、バンガーへ。列車も含めて何回往復したんだかって感じの道をひたすらスランディドノに戻る。途中またコンウィを通るから、昨日行きそこねた城壁に上がろうかと思ったり、途中に有ったペンリン城も見てみたいなと思ったり、スランディドノの街外れの大型ショッピングセンターに寄ってみようかと思ったりしたんだが、結局駅に一番近いバス停で降りた。
　駅の窓口は金曜日は3時までだと。もう閉まってるので時刻表だけ眺めて、宿に戻る。部屋でうとうとしていたら、おやじさんから電話、技術屋が今来てるから、ネットにつながるかどうか確かめてみてくれという。喜んで接続、せっかくメンバーに登録してもらったが、もう図書館(この時点で4時をかなり回ってる、今日は6時までの日)に行かなくても済むや。どんより曇り空で外出する気にもなら無かったので、そのまま7時ごろまでうだうだ。

朝食時にディナーがいるかどうか結局聞いてもらえなかったんで、晩飯場所探し。金曜の夜ならもうちょっと賑わっているかと思ったが、昨日までと変わらず。パブで一杯引っ掛けた後、カフェと名乗っている店でベーコンチーズバーガー。店員の対応が今一だったんで、逆にした方が良かったかもだな。
　帰りに宿の近くの酒屋が開いていたのでよってみたのだが、冷えたビールは置いてなかった。おやつだけ買って帰り、またテレビで映画を見て過ごす。

写真は、ボーマリス上のお掘と外側の城壁、晩飯のベーコンチーズバーガー、13日の金曜日(来週だな)はジェイソンって名前の人はドリンク一杯無料の看板。