第20日小さな州都アッセン
土曜市の開かれる広場のど真ん中の宿、深夜までうるさかった。もっとも、目が覚めたのはうるさかったからではなく、単に昨晩飲み過ぎたからなのだが。
下のタパスバーが朝食会場。なかなか良い雰囲気だなぁ、やっぱここで晩飯にしてたら「失敗した」なんて思わずに済んだかも。ゆで卵もありました。
駅に出て、ヒートホールン行きのバス乗り場を探してみる。市内バスからちょっと離れた場所が中距離バスStreekbus乗り場になっている。確かに土日は走ってないや…。
アッセン行きの切符を窓口で購入。なぜかはわからないが、今日は手数料を取られなかった。
アムステルダム方面から来た列車は、ここでフローニゲン行きとレーワールデン行きとに切り離されるみたい。自分の乗った車両が本当にフローニゲン行きかどうかちょっと不安。
インテルシティーは止まらないと書いてあったメッペルに停車。「次の停車駅」と思ってたから降りかけたよ。車内アナウンスはあるんだけど、オランダ語の案内が殆ど聞き取れないからヒヤヒヤ。
アッセンまでは約45分の旅、駅に近づいても高い建物は全く見当たらない…。本日は日曜日、ヨーロッパでは日曜日は本当にみんな休むから、大きな街以外には行っちゃ駄目、ってことあるごとに言い続けてきたのだが、ほんっとうにみんな閉まってます。カフェでさえ本当に閉まってる。(今までは全然営業しているように見えなくても、中を覗くとジモティーで一杯と言う事もよく有った。)観光案内所vvvも見つけたが、当然日曜日はお休み。
ガイドブックに「ドレント州の州都」と書いてあったから、駅前から街中まで歩けば、宿の1軒や2軒はあるだろうと思っていた私が馬鹿でした。地図もなしにむやみに歩き回っても1軒も見つかりません。
諦めてドレント博物館へ。何とかシーゲルだかなんだかって人の特別展をやっている。あらこの写真日本では展示できないわ、って写真もあった。名前も知らないオランダ人画家の作品があったかと思うと、突然石舞台。この辺り、旧石器時代の石舞台が沢山発掘されているらしい。
ナポレオンも滞在したとか言う邸宅を再現してあったり(触るなとか座るなとか書いてあるんだが、当時の調度品が一杯置いてある部屋にまるまる入れる、ロープなんて張ってない上に警備員も時々巡回して来る程度なんで、王様椅子にはちょっと座ってみたかったかも)、映像ホールではちょっとしたテーマパークのアトラクション並みの演出で生命誕生から人類の登場までの地球の歴史を楽しく見れるようにしてあったりで、カフェのブローチェ(食事になりそうなのは「今週の」と特別展に合わせた「シーゲルスペシャル」の2種類があったのだが、後で他の客が頼んでいるのを見たら、シーゲルスペシャルの方がサーモンが乗っててうまそうだった)で食事してた時間も入れて2時間半ほどたっぷり見ていた。
久しぶりに自販機で買った切符で列車に飛び乗ると同時に発車。インテルシティーでフローニゲン(「フ」はオランダ語のgの音、人によってはグローニゲンと聞こえることもある、グローニンゲンと聞こえるような発音する人は誰もいなかった、「ゲ」は鼻音ね)までは1駅のはずなのにまた途中のどっかで停車。
アッセンには全く存在しなかったような高層ビルが一杯見えて来るよ、大都市じゃん。 フローニゲンの駅も激しく工事中。オランダ・ベルギーは今の時期工事ばっかり?駅舎はとっても立派で、特に玄関を入ったホールの天井回りの装飾は駅にしておくにはもったいないほど。
今度はガイドブックに地図が載っているので、その地図と通りの名前の表示看板を頼りに観光案内所へ。フローニゲンでも街一番の広場は遊園地になっている。vvvを見つけたらドアが開かない。ガイドブックを見直したら、日曜日は15時までだって。あの映像展示がよけいだったか。
あちこちに掲示してある街の地図にはホテルも載っている。(他の土地の地図作製担当者も見習おう。)旧市街(フローニゲンも要塞型のお堀に囲まれている)の中で歩いて行けそうなところを片っ端からチェック。
街外れのPensionの表示のある宿は、値段の書いてある紙をじっと見ていたら、親父が中から開けてくれた。30ユーロでバストイレ別、典型的な安宿だね。部屋を見せてくれって言ったら、駄目だと断られたのでパス。2つ星以上の宿だと部屋なんて見ずに決めちゃう事も多いけど、風呂/トイレ共同の安宿では自分の部屋とトイレシャワーの部屋の位置って結構重要だからね。
もう少し歩き回って1つ星ホテルにたどり着く。階段をしんどそうに降りてきたお姉さん(と言うには年を重ねられた方)に聞いたら、35ユーロ、シャワー/トイレ別だって。さっきのとこより高いけど、位置的にトイレは独占使用できそうなんでここに決定。やっぱトイレくらいは気軽に行きたいよねぇ。
ヨーロッパの地方都市の日曜日、ほんっとうにどこもかしこもみんな閉まってます。お目当ての階段400段近い鐘楼も閉まってた。開いてる店を探しながら、街を放浪。駅とは反対側の北のはずれに1軒見っけ。いったん宿に戻って支払いを済ませる。せっかくお金を引き出したのに、今度はクレジットカードの機械がちゃんと動いた。
宿の隣が「イタリア価格」なんて表示してある安いピザ屋だったので、そこに入ろうと思ったのだが、今一まじめに営業しているように見えなかったので、もうちょっと歩いてみる。今度は「全品5ユーロ」なんてピザ屋を発見。イタリアだって具の沢山載ったピザが5ユーロで食える場所なんて滅多に見つからないよ。
ピザもフルサイズだったし(ピザを放射状に切った後で手づかみで食べる、なんてのは日本人だけかと思ってたら、オランダ人の少年は手づかみで食ってました、オランダではピザはちゃんとした食事とは思われてないみたいだね)、ビールも2杯飲んでご機嫌。安宿のある街には安い食い物屋もあるよね。
上機嫌でさっき見つけた店で1ユーロなりの缶ビール(0,50L)を2本買い込む。さ、これ飲みながら日記書きだ。今日は無線LAN乗っ取り作戦に失敗したので、携帯からです。
写真はアッセンのシンボルであるバルチェ君
下のタパスバーが朝食会場。なかなか良い雰囲気だなぁ、やっぱここで晩飯にしてたら「失敗した」なんて思わずに済んだかも。ゆで卵もありました。
駅に出て、ヒートホールン行きのバス乗り場を探してみる。市内バスからちょっと離れた場所が中距離バスStreekbus乗り場になっている。確かに土日は走ってないや…。
アッセン行きの切符を窓口で購入。なぜかはわからないが、今日は手数料を取られなかった。
アムステルダム方面から来た列車は、ここでフローニゲン行きとレーワールデン行きとに切り離されるみたい。自分の乗った車両が本当にフローニゲン行きかどうかちょっと不安。
インテルシティーは止まらないと書いてあったメッペルに停車。「次の停車駅」と思ってたから降りかけたよ。車内アナウンスはあるんだけど、オランダ語の案内が殆ど聞き取れないからヒヤヒヤ。
アッセンまでは約45分の旅、駅に近づいても高い建物は全く見当たらない…。本日は日曜日、ヨーロッパでは日曜日は本当にみんな休むから、大きな街以外には行っちゃ駄目、ってことあるごとに言い続けてきたのだが、ほんっとうにみんな閉まってます。カフェでさえ本当に閉まってる。(今までは全然営業しているように見えなくても、中を覗くとジモティーで一杯と言う事もよく有った。)観光案内所vvvも見つけたが、当然日曜日はお休み。
ガイドブックに「ドレント州の州都」と書いてあったから、駅前から街中まで歩けば、宿の1軒や2軒はあるだろうと思っていた私が馬鹿でした。地図もなしにむやみに歩き回っても1軒も見つかりません。
諦めてドレント博物館へ。何とかシーゲルだかなんだかって人の特別展をやっている。あらこの写真日本では展示できないわ、って写真もあった。名前も知らないオランダ人画家の作品があったかと思うと、突然石舞台。この辺り、旧石器時代の石舞台が沢山発掘されているらしい。
ナポレオンも滞在したとか言う邸宅を再現してあったり(触るなとか座るなとか書いてあるんだが、当時の調度品が一杯置いてある部屋にまるまる入れる、ロープなんて張ってない上に警備員も時々巡回して来る程度なんで、王様椅子にはちょっと座ってみたかったかも)、映像ホールではちょっとしたテーマパークのアトラクション並みの演出で生命誕生から人類の登場までの地球の歴史を楽しく見れるようにしてあったりで、カフェのブローチェ(食事になりそうなのは「今週の」と特別展に合わせた「シーゲルスペシャル」の2種類があったのだが、後で他の客が頼んでいるのを見たら、シーゲルスペシャルの方がサーモンが乗っててうまそうだった)で食事してた時間も入れて2時間半ほどたっぷり見ていた。
久しぶりに自販機で買った切符で列車に飛び乗ると同時に発車。インテルシティーでフローニゲン(「フ」はオランダ語のgの音、人によってはグローニゲンと聞こえることもある、グローニンゲンと聞こえるような発音する人は誰もいなかった、「ゲ」は鼻音ね)までは1駅のはずなのにまた途中のどっかで停車。
アッセンには全く存在しなかったような高層ビルが一杯見えて来るよ、大都市じゃん。 フローニゲンの駅も激しく工事中。オランダ・ベルギーは今の時期工事ばっかり?駅舎はとっても立派で、特に玄関を入ったホールの天井回りの装飾は駅にしておくにはもったいないほど。
今度はガイドブックに地図が載っているので、その地図と通りの名前の表示看板を頼りに観光案内所へ。フローニゲンでも街一番の広場は遊園地になっている。vvvを見つけたらドアが開かない。ガイドブックを見直したら、日曜日は15時までだって。あの映像展示がよけいだったか。
あちこちに掲示してある街の地図にはホテルも載っている。(他の土地の地図作製担当者も見習おう。)旧市街(フローニゲンも要塞型のお堀に囲まれている)の中で歩いて行けそうなところを片っ端からチェック。
街外れのPensionの表示のある宿は、値段の書いてある紙をじっと見ていたら、親父が中から開けてくれた。30ユーロでバストイレ別、典型的な安宿だね。部屋を見せてくれって言ったら、駄目だと断られたのでパス。2つ星以上の宿だと部屋なんて見ずに決めちゃう事も多いけど、風呂/トイレ共同の安宿では自分の部屋とトイレシャワーの部屋の位置って結構重要だからね。
もう少し歩き回って1つ星ホテルにたどり着く。階段をしんどそうに降りてきたお姉さん(と言うには年を重ねられた方)に聞いたら、35ユーロ、シャワー/トイレ別だって。さっきのとこより高いけど、位置的にトイレは独占使用できそうなんでここに決定。やっぱトイレくらいは気軽に行きたいよねぇ。
ヨーロッパの地方都市の日曜日、ほんっとうにどこもかしこもみんな閉まってます。お目当ての階段400段近い鐘楼も閉まってた。開いてる店を探しながら、街を放浪。駅とは反対側の北のはずれに1軒見っけ。いったん宿に戻って支払いを済ませる。せっかくお金を引き出したのに、今度はクレジットカードの機械がちゃんと動いた。
宿の隣が「イタリア価格」なんて表示してある安いピザ屋だったので、そこに入ろうと思ったのだが、今一まじめに営業しているように見えなかったので、もうちょっと歩いてみる。今度は「全品5ユーロ」なんてピザ屋を発見。イタリアだって具の沢山載ったピザが5ユーロで食える場所なんて滅多に見つからないよ。
ピザもフルサイズだったし(ピザを放射状に切った後で手づかみで食べる、なんてのは日本人だけかと思ってたら、オランダ人の少年は手づかみで食ってました、オランダではピザはちゃんとした食事とは思われてないみたいだね)、ビールも2杯飲んでご機嫌。安宿のある街には安い食い物屋もあるよね。
上機嫌でさっき見つけた店で1ユーロなりの缶ビール(0,50L)を2本買い込む。さ、これ飲みながら日記書きだ。今日は無線LAN乗っ取り作戦に失敗したので、携帯からです。
写真はアッセンのシンボルであるバルチェ君