東欧日記第15日 私を呼んだコンスタンツァ
深夜、年配の夫婦が降りた所で、窓際の席を確保。これでゆったりできるかと思ったら、若いカップルが乗って来た。
うとうと程度の仮眠を繰り返すうちに何とかコンスタンツァに到着。実はこの列車、今日の目的地のマンガリアまで行くのだな。2009年の何月かまで、イャシ・コンスタンツァ間の急行はマンガリアまで行くらしい。そんなこと切符を買うときに言ってくれよ、と言いたい所だが、窓口のお姉さん、何やら言ってくれたのに、私が遮った可能性大。やっぱ、こういうややこしい切符は英語の通じる窓口で買っておけば良かった。
と言う訳で、急行から普通列車に乗り換えないと行けないので、駅の表示をしっかり確認して2番線に停まっていた列車に乗った。マンガリア行きの列車が出るはずの7:15に動き出したのは、5番線の列車。どうなってるんだよぉ!
次の列車まで3時間、とりあえず切符はそのまま使える(ルーマニアの普通の駅で切符を買うと、普通列車でも列車番号やら発着時刻が書き込まれている)ことを確認して、バス駅で明日の情報収集。
あっちこっちの掲示を見てもブルガリア路線とはっきり書いているものがなかったので、わかりにくかったのだが、イスタンブール行きのバスが、途中ブルガリアの各地を通るようだ。奥の窓口で聞いたら値段が70レイ、コンスタンツァを4時発、マンガリアなら5時だそうな。
朝飯に例のチェーンのピザ屋のピザを買ったら、2個出て来た。「辛くて、ベーコン」と言ったつもりなんだが。
9:33着のはずのマンガリアからの列車が折り返しでマンガリアに行くもんだと思って待っていたのだが、10分程遅れて来たその列車に乗ったら車両点検と思われる係員に怒られた。
結局マンガリア行きの定刻10:10が来ても列車は現れず、かなりボロい駅舎(駅舎の両側が激しく工事中だったから改修予定なんだろう)はデイパックを抱えた多数の若者を中心に凄い人。何かの理由で遅れているんだろうが、どうせルーマニア語の放送でどうにか言われてもわからないので、駅を後にした。予定のある旅ではないし。
駅から3分と書いてあったのに、5分かかったホテルはネットの設備無し。さらに2kmばかし歩いて、街中であたった2軒目は、「最初の10分は無料で、後はカード」とか言う話。ピカピカの新築間もないホテルで少し高かったがここに決定。
シャワーを浴びて洗濯してお昼寝。なんだかだ言ってもまだお昼前、少し寝ても街歩きの時間は十分有る。
目が覚めると3時前。まずは駅前で見かけてもう1つのバス会社をあたってみる。こっちは50レイで3時発。この時点でもうマンガリアに行く気は失せた。(明日寄ろうかと迷っていたのだが。)さっきのバス会社で仮予約したのだが、名前を言った訳でも金払った訳でもないからま良いだろう。
街中に戻って考古学博物館へ。ちょうど5月1日から夏の営業時間で20時まで。値段は10レイ(カメラ持ち込み別料金)、遺跡から掘り出したもの適当に並べましたって感じ。考古学系の博物館でよく出来てたのはベルリンだったかな。でも、実際の遺跡がそのまま見れるのが本当は一番良いのだが。
近所のモスクは毎日21:30までと書いてあるのにもんがしっかり鎖で施錠されていた。140段の階段昇りたかったのに。
この辺りは下町のようで、再開発が追いついていないのか、廃墟やら崩れかかった建物に誰か住んでいる痕跡やらが有ったりするのだが、ケバブやピザの軽食店が軒を連ねて活気がある。
もう6時近いがお昼ご飯もまだなんで、ここで一旦宿に戻る。食料品店で水買って、宿の隣のパンやさんでピザを買っていたら、チェックインのときにフロントに居たお姉さんに鉢合わせ。
7時半頃晩飯へ。フロントには別のお姉さん、良いレストランはと聞くと、アイリッシュパブだの何だのを紹介してくれた。結局どの店の事かわからなかったが、きっと若い女の子が喜ぶオシャレな店だと思うので、どっちみちパスか。あちこち歩いてトミスモール(とミスはギリシア時代のコンスタンツァの古名)と言うモルドバモールに匹敵する巨大ショッピングセンターがあるのを確認して、さっき歩いた下街へ。
テラスのあるペリカンて名前のレストラン。表にあれこれルーマニア料理の名前が書いてあって、その中にサルマーレも有ったからチェック入れておいたのだが、この時間(もう8時)で、テラスは開店休業(今日の午前中は曇り、ごごから晴れたがそれほど気温は上がっていない)、中もガラガラ。
証拠になるようにとメニューの写真をばちばち撮りながら、ビールとサルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)だけ頼む。他の料理はちょっと高め、種類によってはインフレのシビウよりも高いものも有った。ここのサルマーレ(と言うか、ここ以外では食ってないんだが)、ちょいとピリ辛の味付けで美味しかった。ママリガ・トンガラシ・豚肉(前にブラショフで食べたチャーシューみたいなやつ、骨はなかったが)が着いていた。
おそるおそるで勘定書、見事に頼んだもの意外何も付いていなかった。そうと分かっていたら、もう少し頼みたいものも有ったのに。
私が食っている間にも客は誰も来ず、外に出ると通りの軽食屋はどこもそれなりに繁盛している。何で、ジモティーが気軽に食えるような価格にしないんだろうかね。
24時間営業のスーパーでまたビールとつまみでも買うかと思ったが、2日分の日記を書かないといけないので、やめておいた。水だけでちびりちびりとやりますか。
うとうと程度の仮眠を繰り返すうちに何とかコンスタンツァに到着。実はこの列車、今日の目的地のマンガリアまで行くのだな。2009年の何月かまで、イャシ・コンスタンツァ間の急行はマンガリアまで行くらしい。そんなこと切符を買うときに言ってくれよ、と言いたい所だが、窓口のお姉さん、何やら言ってくれたのに、私が遮った可能性大。やっぱ、こういうややこしい切符は英語の通じる窓口で買っておけば良かった。
と言う訳で、急行から普通列車に乗り換えないと行けないので、駅の表示をしっかり確認して2番線に停まっていた列車に乗った。マンガリア行きの列車が出るはずの7:15に動き出したのは、5番線の列車。どうなってるんだよぉ!
次の列車まで3時間、とりあえず切符はそのまま使える(ルーマニアの普通の駅で切符を買うと、普通列車でも列車番号やら発着時刻が書き込まれている)ことを確認して、バス駅で明日の情報収集。
あっちこっちの掲示を見てもブルガリア路線とはっきり書いているものがなかったので、わかりにくかったのだが、イスタンブール行きのバスが、途中ブルガリアの各地を通るようだ。奥の窓口で聞いたら値段が70レイ、コンスタンツァを4時発、マンガリアなら5時だそうな。
朝飯に例のチェーンのピザ屋のピザを買ったら、2個出て来た。「辛くて、ベーコン」と言ったつもりなんだが。
9:33着のはずのマンガリアからの列車が折り返しでマンガリアに行くもんだと思って待っていたのだが、10分程遅れて来たその列車に乗ったら車両点検と思われる係員に怒られた。
結局マンガリア行きの定刻10:10が来ても列車は現れず、かなりボロい駅舎(駅舎の両側が激しく工事中だったから改修予定なんだろう)はデイパックを抱えた多数の若者を中心に凄い人。何かの理由で遅れているんだろうが、どうせルーマニア語の放送でどうにか言われてもわからないので、駅を後にした。予定のある旅ではないし。
駅から3分と書いてあったのに、5分かかったホテルはネットの設備無し。さらに2kmばかし歩いて、街中であたった2軒目は、「最初の10分は無料で、後はカード」とか言う話。ピカピカの新築間もないホテルで少し高かったがここに決定。
シャワーを浴びて洗濯してお昼寝。なんだかだ言ってもまだお昼前、少し寝ても街歩きの時間は十分有る。
目が覚めると3時前。まずは駅前で見かけてもう1つのバス会社をあたってみる。こっちは50レイで3時発。この時点でもうマンガリアに行く気は失せた。(明日寄ろうかと迷っていたのだが。)さっきのバス会社で仮予約したのだが、名前を言った訳でも金払った訳でもないからま良いだろう。
街中に戻って考古学博物館へ。ちょうど5月1日から夏の営業時間で20時まで。値段は10レイ(カメラ持ち込み別料金)、遺跡から掘り出したもの適当に並べましたって感じ。考古学系の博物館でよく出来てたのはベルリンだったかな。でも、実際の遺跡がそのまま見れるのが本当は一番良いのだが。
近所のモスクは毎日21:30までと書いてあるのにもんがしっかり鎖で施錠されていた。140段の階段昇りたかったのに。
この辺りは下町のようで、再開発が追いついていないのか、廃墟やら崩れかかった建物に誰か住んでいる痕跡やらが有ったりするのだが、ケバブやピザの軽食店が軒を連ねて活気がある。
もう6時近いがお昼ご飯もまだなんで、ここで一旦宿に戻る。食料品店で水買って、宿の隣のパンやさんでピザを買っていたら、チェックインのときにフロントに居たお姉さんに鉢合わせ。
7時半頃晩飯へ。フロントには別のお姉さん、良いレストランはと聞くと、アイリッシュパブだの何だのを紹介してくれた。結局どの店の事かわからなかったが、きっと若い女の子が喜ぶオシャレな店だと思うので、どっちみちパスか。あちこち歩いてトミスモール(とミスはギリシア時代のコンスタンツァの古名)と言うモルドバモールに匹敵する巨大ショッピングセンターがあるのを確認して、さっき歩いた下街へ。
テラスのあるペリカンて名前のレストラン。表にあれこれルーマニア料理の名前が書いてあって、その中にサルマーレも有ったからチェック入れておいたのだが、この時間(もう8時)で、テラスは開店休業(今日の午前中は曇り、ごごから晴れたがそれほど気温は上がっていない)、中もガラガラ。
証拠になるようにとメニューの写真をばちばち撮りながら、ビールとサルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)だけ頼む。他の料理はちょっと高め、種類によってはインフレのシビウよりも高いものも有った。ここのサルマーレ(と言うか、ここ以外では食ってないんだが)、ちょいとピリ辛の味付けで美味しかった。ママリガ・トンガラシ・豚肉(前にブラショフで食べたチャーシューみたいなやつ、骨はなかったが)が着いていた。
おそるおそるで勘定書、見事に頼んだもの意外何も付いていなかった。そうと分かっていたら、もう少し頼みたいものも有ったのに。
私が食っている間にも客は誰も来ず、外に出ると通りの軽食屋はどこもそれなりに繁盛している。何で、ジモティーが気軽に食えるような価格にしないんだろうかね。
24時間営業のスーパーでまたビールとつまみでも買うかと思ったが、2日分の日記を書かないといけないので、やめておいた。水だけでちびりちびりとやりますか。