今日も5時台に起き出してピナクルズのツアーに参加。朝飯は昨日に続いて怪しいカップ麺。これも辛かった。

ホテルの向かいで拾われた後、4WDバスに乗り換えて出発。近隣の街の案内を聞きながらスワン谷の近所のカバシャム野生生物公園へ。ここで朝っぱらから寝ているコアラをなでまくって叩き起こし、満腹のカンガルー(とワラビー、ガイドのお姉さんに違いを教えてもらった)に無理矢理餌を食わせ、肥満気味のウォンバットにフラッシュを浴びせまくって、約30分の園内ミニガイドツアーが終了。土産物売り場にはカモノハシもいた(イコヤンには似ていなかったが)から、探せばどこかに実物が居たかもしれない。ゆっくり見て回れば半日は掛かるらしい。

スワン谷一体はワイナリーが一杯、本当はここらまで足を延ばしてワイナリー見学とかもしたかったのだが、とんでもなく広い範囲に点在していて、車が無いととても無理(飲めないじゃん)と言うことだったので断念。それにしても、オーストラリアのバス(長距離路線も観光ツアーも基本的にワンマン)の運転手はよく喋る。運転しながら、よくあれだけ観光案内の台詞がすらすら言えるもんだと感心するわ。今日の運ちゃん(Lenさん)は、さらに歌まで歌ってくれるよ、サービス良いねぇ。

昼飯はツアーに込みのピクニックランチ。要は冷たいものばかりで、あまりおいしいもんではない。ランチ料金が$16なんだが、飲み物も付いてないし、途中のRoadhouseで同じ金額分何か買って食べた方が満足度は高いと思うぞ。ツアーによってはバーベキューランチ付きなんてのもあったりした。これから行く人はランチの中身でツアーを選んだ方が良いかも。ちなみに食事中は大雨。
　で、本番のピナクルズ。駐車場に着いた時に勝手に歩き出したら、迷っちまうぞと運ちゃんにおこられた。ガイドの運ちゃんの説明とガイドブックに書いてあったことを合わせると、まだここらが海の底だった時代に大陸棚が浸食で削られてできた、ということらしい。確かに面白い地形では有るんだが、エアーズロックに向かう飛行機の中から赤い砂漠の真ん中にぽつんと突き立つでっかい岩を見た人間には、今一って感じも有る。(詳細は写真見てちょ。)時間が有り余って仕方が無いんなら見ておいて良いかもと言うところ。見学中少々の雨、初めて持ってきていたレインコートを着用。

ランスリンのビーチをちょろっと見学した後、大砂丘へ。4WDバスが、バスでもこれくらいは走れるよんと言うデモ走行を繰り返した後、小高い丘の上に上がってサンドボード遊び。丘の上に上がるのがかなりしんどかったので、2回ほどでやめてしまったが、面白かったよ。これはやってみても良いかも。デジカメも含めて、全身砂だらけになってしまったが。

と言う訳で、ツアーは終了、ホテルの前で降ろされたのが、丁度12時間後の夜の7時20分頃。結構くたびれたので、晩飯は宿のレストランでリブアイステーキ。レストランでなくてCafeと名乗るだけ有って、サービスは今一だね。部屋に戻って横になったらこの日もさっさと寝付いてしまった。