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2061 OOPer@vodafone: 2008-05-25 05:29:39
第10日クロンボー城
朝食会場にワッフルマシンが有るのを発見、これは初めてのパターンだな。
 昼飯代を節約するため、思いっ切り食ってたら、チェックアウトが9時を回ってしまった。バス停に着いたら次のバスは18分、列車は40分発、間に合うかなと、ちょっと焦る。スウェーデン国鉄の安い切符は時間変更も払い戻しも効かないのだ。
 9時25分には駅に到着、土曜日なんで渋滞も無いし、宿が駅に近いのは良いな。

列車に乗り込んで、二等の座席を探す。こっちの列車は席毎に予約が有ったり無かったりするのでわかりにくいのだが、取り敢えず空いている席を確保。検札で何も言われないのを確認するまでは落ち着かない。
 時折海の見える線路をゆっくり走る。昨日の日記を送信して切符を確認したら、座席指定も無いのに予約手数料を35SEK(約500円)も取られている。せこいぞ>スウェーデン国鉄。

とここまで日記を書いたところで時計を見たら、到着予定時刻まで10分を切っている。もう少し集中してたら寝過ごしてたかも。
 定刻より4分程の遅れでヘルシンボリに到着。30分程ぶらぶら。港の周りだけ見てるとイェーテボリより都会に見える。

港に戻ると丁度前のフェリーが出たところ、切符を買って20分待ち。
 スウェーデンからデンマークまでの国際航路だが、所要時間は20分程、中にはカフェに両替所までは良いとして、ショッピングゾーンやレストランまで有る。20分で何を食うんだろう。

対岸のヘルシンオアはデンマーク、例によって入国審査も通関も無し。
 駅と港はここも直結、駅前の安宿はバスルーム付きの部屋が650DKK(約13000円)、金額だけなら今まで泊まった中でも最上級、中身は駅前の安宿そのもの。

本日のメインのクロンボー城まで歩く。二重の堀に囲まれた、いかにもお城って雰囲気。
 最初に入ったのが、薄暗い地下室。囚人を閉じ込める部屋とか言う所まで辿り着いたら、真っ暗な中に気味の悪い歌声、昼間でも一人では入らない方が良いぞ。

礼拝堂と王の居室部分は今一、公開されているお城ではどこもそうだが、何を見せたいのかはっきりして欲しい。
 併設の海事博物館もしょぼいのだが、塔に昇れて、礼拝堂の2階部分も見れちゃうのがまる。

デンマークはビールが安いので、他の物価も安いのかと思っていたのだが、レストランの値段の数字なんかはストックホルムと大差無い。通貨価値の差を考えると、こっちの方が2割程高い。よって昼飯はソーセージとビール。食ったのは4時過ぎだが。

一休みしたら、すぐに晩飯。フロントで聞いても、宿の周りを歩いても、手頃な店は見当たらない。結局近くのパブ(バーだったかな)で、スモルボヅと言うオープンサンド3つとビール一杯、苦酒一杯(BITTERとしか書いていなかった)69DKKを。軽い食事としては十分な量だが、周りではひたすらビールを飲む連中ばかり。早々に平らげて退散。

テレビでは、王室関係者の結婚式を延々とやってる。
 気が付けば、もう10時半近く、すっかり暗くはなっているが、まだ街灯が無くても歩けそう。