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2066 OOPer@vodafone: 2008-05-30 05:22:50
第15日海路ノルウェーへ
朝食会場は結構な人、館内は静かだったから、がら空きだと思っていたのだが。建物が古い分だけ防音はしっかりしてるのか。
 卵は有るが、他に温かいものは無し、やっぱこれがデンマーク標準か。

駅に着いたら丁度9時頃、切符売り場は6人待ち。列車は26分発だから、もう少しのんびりしていたら、間に合ってなかったね。
 国鉄と私鉄を乗り継ぐ切符、ゾーン11とかになっている。結構広いユラン半島全体がゾーン分けされていて、ゾーン内なら各社の電車バスに乗れるみたい。

ユラン半島北部を走る各駅停車、列車は古いが、座席は広く快適、発車してすぐに検札があった。デンマークも改札なんて無いから検札は頻繁にあるようだ。
 前に座った娘さん、席に付くなり靴を脱いで綻びを繕い始めた。

定刻より5分遅れでイェーリングに到着、乗り換え時間6分のはずだったから、後1分しか無いよ。
 わかりやすい所にはっきり行き先を表示して停まっていたので助かった。

20分でヒルツハルスに到着。ちなみにガイドブックでは、ヒルハルスとカナ表記してあって、案内所や駅の窓口では通じなかった。ヒルツハルスは車内アナウンスのカナ表記。
 駅に直結しているはずのフェリーターミナルまでの道がわかりにくい、再開発で駅が移転したようだが、案内の看板はまだ完成してもいない連絡通路を指していて、その近くにデンマーク語だけで、通路はまだ通れないと言う(推測です)看板。
 カラーライン以外には旅客ターミナルの無い小さな港町、時間に余裕は有ったが、さっさとチェックインして搭乗時間を待つ。

出発の30分程前に搭乗開始。今回はわずか3時間余りの昼行便だから席もキャビンも取らなかったのでフードゾーンの一角に席を取る。
 出港と同時に営業開始したので、レジが空くのを待って、カップッチーノを一杯だけ。これとホテルの朝食会場で頂いたバナナとりんごで3時間粘るつもり。街中のカフェより安いし、丁度お昼の便なんで、フードゾーンは大賑わい、ちと申し訳ないが、いいことにしてもらおう。

で、約2時間半座り続けた。スウェーデンからデンマークに入った時と違って、周りには海しか見えないし、さすがに飽きてきたぞ。荷物を持ち歩くのが面倒なのだが、ちと腰を上げることにしようか。
 ちなみに到着までは、まだ50分近くあるが、もう携帯はノルウェーのサービス圏内に入っている。

と言う訳で、席を立って両替したり、ノルウェーの海岸線を写したり。あっという間に到着したが、延々と続く長い連絡通路を通ってターミナルビルに辿り着いた時にはもうくたくた。ちなみにパスポートコントロールのブースは有ったが無人、税関には係員がいて、時々免税袋を山ほど抱えた客を呼び止めていた。

港に一番近い安宿には満室だと言われ、観光案内所は移転したらしく空っぽ。続けて2軒断られ。イベントも何も無い日にそうそうホテルが満室になりそうな街でもないので、飛び込みお断りの申し合わせでもしているのかと、次の宿には先に電話してみた。ダブルの部屋なら空いてると。
 宿に辿り着いて一息付いたら5時半を回っていた。

レストランもカフェも高いねぇ。ノルウェーの物価は高いとは聞いていたが、真剣高い。晩飯は後回しにして、明日の朝飯の食材を仕入れにスーパーに寄ったのだが、それも高い。よくこれで生活出来るね。

宿の親父さんに聞いたレストラン、メインは250〜300NOK、一品が5000円以上かよ。これでリーズナブルなんだと。
 宿探しの途中見つけたピザの食べ放題へ。今日もお腹パンパン。

10時を回ってまだ明るいなんて書くのは何度目かな。今日の宿は部屋貸しなんで、テレビは共用スペースにしか無い。日記書いて、とっとと寝よう。