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2080 OOPer@vodafone: 2008-06-12 05:53:28
第27日雨のサボンリンナへ
まだホニングスボーグでの疲れが残っているようで、すっきりとは眼が覚めない。朝のシャワーは無しで朝飯。5分茹でと書いてあった卵は、まだ白身も固まってないし、バナナは古くなって皮が真っ黒になって穴が開いている。フィンランドではそこそこ大きなホテルチェーンらしいのだが、こんなもんなのかね。

駅まで徒歩2分、例によって銀行方式の番号札を取って切符を買う。サボンリンナまでは、列車不通区間をバス運行しているのだが、ノルウェー国鉄と違って、ちゃんと接続バスの切符まで買えた。

駅前のミニスーパーで昼飯を仕入れてから乗車。全席2等の急行列車だが、座席が指定されているのに気付いて慌てて移動。
 フィンランド内陸部の車窓からの風景は相変わらずだし、前の落ち着きの無い親父は携帯でひたすら仕事の打ち合わせでうるさいし。

お昼を過ぎると少しばかり牧草地や牛さんなんかも目に付くようになる。
 比較的大きな街だったクオピオでは本降りの雨、車内もかなり混んできた。
 乗換駅のピエクサマキ、駅前に大きなショッピングセンターは見えるが、街並は見えない。ここからバスに乗り換え、駅前には1台しかバスが停まっていなかったからすぐにわかった。

2時間余りのバスの旅、途中何度も線路を横切った。何故バス運行になっているのかは不明。不採算路線で廃線になったのか、何かの事故で不通になったまま復旧のめどが立たないのか。

本降りの雨の中、荷物を抱えて観光案内所にたどり着いたら、5時で終わっていた。
 ガイドブックのホテルに電話、と思ったら圏外。街を歩いてる人は普通に携帯使ってるんすけどね。
 仕方ないからホテルのレセプションに直接出向く。暑いシャワーさえ有れば良いと言うと、朝食付きで一泊40ユーロだと。
 休暇ホテル改め夏ホテル、部屋の作りも学生寮まんま。部屋は広いし立派なキッチンも有るのだが、食器も調理器具も一切無い。

止みそうにないので、雨の中を街に出る。サボンリンナの駅は貨物駅よりさらに遠い街外れ。駅舎は風情の有る木造でカッコイイのだが、利用者はいるんだろうかって感じ。
 バス情報はバス駅で。こちらもターミナルの建物は閉まっていたが、張り紙でタンペレ行きが有るのを発見。朝一で出発出来るので、ここサボンリンナにもう一泊することに決定。
 スーパーでビールを買った後、延泊を伝え、隣のカジノホテルのパソコンをごそごそ。日本語表示可能な上に日本語IMEまでインストールしてあったが、ファイヤーフォックスが対応していないようで、日本語入力は出来なかった。

時間は9時過ぎ、宿代が安くついた上、昨日は晩飯抜きだったから、今日は贅沢しても良いはずの日なのだが、せっかく安宿に泊まったので、節約してお持ち帰りのケバブにしておいた。
 ケバブとKマーケット(Kマートではないのだな)のオリジナルブランドのビールで晩飯。
 テレビも無いし、日記を書いて寝ようか。