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2084 OOPer@vodafone: 2008-06-15 06:18:10
第31日ムーミンワールド
貸し切り状態でモーニングサウナ、このホテルのサウナは男女別ではなかったので、どうなるか期待していたのだが。
 火を通したサーモンは有ったが、塩鮭ではなかった。

チェックアウトすると79ユーロも取られた、それってダブルの値段じゃないの、ていうか、値段くらいチェックイン前に聞いておけよ>俺。

バス駅に着いたら、丁度トゥルク行きの時間。間違えてヘルシンキ行きに乗ってしまいそうになりながら、直後のトゥルク行きに乗車。ここでもクレジットカードはちゃんと使える。やっぱ使えなかった方がイレギュラーだったのだな。

2時間余りで懐かしの、と言いたいが、バス駅周辺はよくわからないトゥルクに到着。 バス駅ではナーンタリ行きのバス乗り場がわからなかったので、市場広場に移動、おいしそうなソーセージの匂いは我慢してバス乗り場を探す。もうちょっとわかりやすくできないかね。出発してすぐにバス駅の裏側で停車。

40分程でナーンタリのバスターミナルに到着。トイレを我慢して適当に歩いていたら、ムーミン駐車場に出てしまった。そこのトイレが只だったので、ほっと一息、地図発行器も有ったが、出て来た地図は今一役立たず。車でムーミンワールドに行く人は、ここに車を駐車して、ムーミンバスに乗ってムーミンワールドに行って下さい。

観光案内所をやっと見つけたのだが、宿の斡旋は基本的にやってない、調べてあげられるところは有るけど、130ユーロ。高すぎると言うと、夏のナーンタリは高いのよと言って、値段も書いていない宿のリストの載ったパンフを渡されて、自分で問合せろだとさ。
 北欧の観光案内所もあちこちお世話になったが、断トツで最悪の対応だな。
 公園のベンチで3軒程ガイドブックに載っている宿に電話したのだが、どこも一杯、ちなみにそのうち2軒は同じおばちゃんが出て、こっちもやっぱり一杯だからね、だとさ。そんな宿ばかり載せるなよ>歩き方。
 他にも大小様々な宿屋は有ったのだが、あっさりあきらめて、トゥルクに宿を取ることにした。

歩いて短い橋を渡るとムーミンワールドの島、1日券が19ユーロ、チケットはリストバンドタイプだったので、外さない限り何度でも再入場出来るのだろう。
 シアターでムーミンパパの冒険を見たり、スナフキンがお伽話の原稿をテントの前で読むのを見たり。
 覗くだけのつもりで入った土産物屋では、何か欲しくなって比較級で安かったピンバッジを買ってしまった。ムーミンとスナフキン。スナフキンとは一緒に写真まで撮っちまったぜ。ムーミン一家は子供たちに大人気で記念撮影なんてとても無理、大人の方が喜んでるのは日本人観光客ばかり。フィンランドでこんなに日本人を一杯見たのは始めてでないかな。

雨が本降りになってきたので、やむなく退散。バスでトゥルクに戻ってチェックイン。 サウナに入ろうと思ったのだが、フィンランドのサウナには必須のビールが無い。値段も書いてないミニバーのビールは恐ろしくて飲めないから、雨の中街に買いに出る。土曜日でスーパーとかは早くに閉まっていたので、コンビニで。
 サウナも家族連れで一杯、外は雨だからね。

本州北部で大地震のテロップ、気になりつつ晩飯は宿のレストランへ。ノルウェー効果のせいであまり高く見えなくなったのだな。
 こんなレストランで朝飯食った覚えは無いぞと思ったら、前に泊まった時はオンライン予約で朝食別だったのだな。1ヶ月で15ユーロも上がったのかと思っていたのだか、朝食代の分だったのだな。ていうか、ノルウェー効果を入れても朝食15ユーロは高いぞ。
 バーベキューチキンを頼んだら、真っ黒いソースがかかっている。舌が痺れそうな程のコテコテ合成調味料味と言い、色合いと言い、何か懐かしい味だと思ったら、お好み焼きソースの味だった。フィンランドでは日本のお好み焼きソースをバーベキューソースと称して売っているのだろうか。

部屋に戻ってCNNを見続ける。崖崩れの映像が数秒、あの人の所やこの人の所は大丈夫だったのだろうか。

日本ではもう日曜日だな、同窓会に出られない事が他の何より心残りな帰国前日なのだった。