ブリタニア通信第2日キンコンカンコン
昨日はパブの梯子の後寝てしまって、夜中に目が覚め。それから日記を書いてまた寝た訳だが。目が覚めたら5時半頃。シャワーを浴びたりしてうだうだしてたら朝食会場の開く7時半、すでに数組の客がいた。
「コンチネンタル」と書いてあったが、食パン(2種類)かシリアル、チーズとゆで卵、粉のインスタントコーヒーかティーバッグとオレンジジュースとミルクだけ。
食事の後、フロント横で無線LANにつないで日記をアップしていたら、従業員はロシア語っぽい言葉で話している。テレビにもなぜかロシアトゥデイなんてのが受信できていたから、経営者はロシア系なのかも知れない。
ロンドンでは何の当ても無いので、ガイドブックの「1日目」通りのコースをいくことにした。地下鉄でウエストミンスター駅を降りるとチケットらしき物を持った人が大勢立派な建物の方に向かうから、一緒にそちらへ歩いて行った。ビジター入り口なる所で、話を聞くと予約客のツアーだけみたいに言われて、1時半には見られるからという。 どうしようかと考えてあちこち歩き回って、ようやくさっきのがウエストミンスター寺院ではなく、国会議事堂だったというのに気がついた。
ウエストミンスター寺院もすごい人、ガイドブックによるとガイドツアーに参加すると普通は入れないところにも入れるそうなので、申し込む。入場が15ポンド、ガイドツアーは3ポンド、内部の案内所で受付。チケットを虫ピンで留めさせられる。
法衣(?)をきた真面目そうなお兄さんが案内してくれる。歴史用語も入った解説を普通の早さ(一応丁寧に喋っているので早口ってほどではない)で話されると半分も話の中身は分かってないので、詳細略。懇切丁寧な説明で、何と1時間45分ばかり。どうしても変な所に上がりたいって人以外は無料の音声ガイド(日本語もあります)を借りて、自分のペースで回るのがおすすめ。ちなみに内部は撮影禁止、殆どの人がちゃんと守っていた。
お土産屋を見て外に出ると雨模様、国会議事堂とに挟まれた交差点で信号待ちをしていたら、「キンコンカンコン」の学校チャイムの音、わずかに遅れて普通の鐘の音。ウエストミンスターとビッグベンの鐘の音だったらしい。
大きく予定が狂ってバッキンガム宮殿の衛兵交代式には間に合わないので、いきなりガイドブック頼りから作戦変更を迫られてパブへ。一杯目を飲んでいる途中で本降りになってきたので、2杯めとフィッシュ&チップスを頼んだ。ビール2杯とフィッシュ&チップスで2千円超、うーむ、「単にイギリスのビールを飲んでみたい」と言って出してもらったのは昨日と違うやつだが、ちょっと高めのを出されたのかもしれない。ちなみにドイツでも平日の昼間っからビール飲んでいる奴が多いのにはびっくりしたが、イギリスのパブも負けてない。携帯電話にビジネスバッグを抱えてネクタイ締めたやつらが、普通に昼間からビール飲んでるよ。
届くまでずいぶん時間のかかったフィッシュ&チップスを平らげると、ちょうど1時半に近い所なんで、作戦も何も無く、朝聞いた国会議事堂へ向かう。超厳しいセキュリティーチェックを終えて延々1時間半またされて案内されたのは、平民議会(下院)の傍聴席。議事堂の内部見学だと思っていたのだが、下院の一般傍聴ってことだったらしい。議会開会中で何かの委員会らしきものの質疑を見られた。
とりあえずガイドブックのモデルコース1日目に入っている中からトラファルガー広場に歩いていこうと思ったら、近所にでっかい観覧車が見える。さらに人の塊が見えるので覗いてみると、馬に乗った兵隊さんが大観衆に取り囲まれていた。騎兵の交代式とか言うのだったらしい。ガイドブックには穴場的存在と書いてあったが、とてもとてもそんな状態ではなかった。
普通にでっかい広場であるトラファルガー広場、ライオンに登るのはしんどそうだし、登っても写真を撮ってくれる人もいないんで、そのまま向かいの国立画廊へ。
すごいねぇ、こんなものを無料で公開してるんだから。事業仕分けの対象とかにはならないんかね。文化に対する国民性の違いかな。小銭を御寄進した上でペラペラのフロアガイド1ポンドなりを購入させていただいた。
バカでかいから、目を引く作品の無い部屋は駆け抜けるだけ。ゴッホのひまわりは間近に見ると絵の具がべっちょり広がっているだけなんで、写真の方が良いぞ。
誰の絵なのかわからない国立肖像画廊はいまいち面白くなかった。行列のできているチケッツはさっさとあきらめ、レスター広場、ちょっと寂しい中華街を抜けて地下鉄の駅へ。ラッシュの上に空港行きなんで、でかい荷物を持った連中もいて混み混み。
宿に戻るとちょっとうとうと、8時すぎに外に出たが、スーパーを見つけたので、パブはやめてサンドイッチとジュースを買い込んだ。冷えたビールも売っていたのだが、4本4ポンドってのを誰かがばらしたのをレジに1本だけ持っていったら、POSに登録されていないので、4ポンドでしか売れない、と言われてお返しした。
ちょいと寂しい晩飯を食うと、ひさしぶりに歩き回って疲れていたのか、また寝てしまった。
写真はビッグベン、フィッシュ&チップス、騎兵さん。ウエストミンスター寺院も国会議事堂も国立画廊も全て内部の撮影は禁止でした。
「コンチネンタル」と書いてあったが、食パン(2種類)かシリアル、チーズとゆで卵、粉のインスタントコーヒーかティーバッグとオレンジジュースとミルクだけ。
食事の後、フロント横で無線LANにつないで日記をアップしていたら、従業員はロシア語っぽい言葉で話している。テレビにもなぜかロシアトゥデイなんてのが受信できていたから、経営者はロシア系なのかも知れない。
ロンドンでは何の当ても無いので、ガイドブックの「1日目」通りのコースをいくことにした。地下鉄でウエストミンスター駅を降りるとチケットらしき物を持った人が大勢立派な建物の方に向かうから、一緒にそちらへ歩いて行った。ビジター入り口なる所で、話を聞くと予約客のツアーだけみたいに言われて、1時半には見られるからという。 どうしようかと考えてあちこち歩き回って、ようやくさっきのがウエストミンスター寺院ではなく、国会議事堂だったというのに気がついた。
ウエストミンスター寺院もすごい人、ガイドブックによるとガイドツアーに参加すると普通は入れないところにも入れるそうなので、申し込む。入場が15ポンド、ガイドツアーは3ポンド、内部の案内所で受付。チケットを虫ピンで留めさせられる。
法衣(?)をきた真面目そうなお兄さんが案内してくれる。歴史用語も入った解説を普通の早さ(一応丁寧に喋っているので早口ってほどではない)で話されると半分も話の中身は分かってないので、詳細略。懇切丁寧な説明で、何と1時間45分ばかり。どうしても変な所に上がりたいって人以外は無料の音声ガイド(日本語もあります)を借りて、自分のペースで回るのがおすすめ。ちなみに内部は撮影禁止、殆どの人がちゃんと守っていた。
お土産屋を見て外に出ると雨模様、国会議事堂とに挟まれた交差点で信号待ちをしていたら、「キンコンカンコン」の学校チャイムの音、わずかに遅れて普通の鐘の音。ウエストミンスターとビッグベンの鐘の音だったらしい。
大きく予定が狂ってバッキンガム宮殿の衛兵交代式には間に合わないので、いきなりガイドブック頼りから作戦変更を迫られてパブへ。一杯目を飲んでいる途中で本降りになってきたので、2杯めとフィッシュ&チップスを頼んだ。ビール2杯とフィッシュ&チップスで2千円超、うーむ、「単にイギリスのビールを飲んでみたい」と言って出してもらったのは昨日と違うやつだが、ちょっと高めのを出されたのかもしれない。ちなみにドイツでも平日の昼間っからビール飲んでいる奴が多いのにはびっくりしたが、イギリスのパブも負けてない。携帯電話にビジネスバッグを抱えてネクタイ締めたやつらが、普通に昼間からビール飲んでるよ。
届くまでずいぶん時間のかかったフィッシュ&チップスを平らげると、ちょうど1時半に近い所なんで、作戦も何も無く、朝聞いた国会議事堂へ向かう。超厳しいセキュリティーチェックを終えて延々1時間半またされて案内されたのは、平民議会(下院)の傍聴席。議事堂の内部見学だと思っていたのだが、下院の一般傍聴ってことだったらしい。議会開会中で何かの委員会らしきものの質疑を見られた。
とりあえずガイドブックのモデルコース1日目に入っている中からトラファルガー広場に歩いていこうと思ったら、近所にでっかい観覧車が見える。さらに人の塊が見えるので覗いてみると、馬に乗った兵隊さんが大観衆に取り囲まれていた。騎兵の交代式とか言うのだったらしい。ガイドブックには穴場的存在と書いてあったが、とてもとてもそんな状態ではなかった。
普通にでっかい広場であるトラファルガー広場、ライオンに登るのはしんどそうだし、登っても写真を撮ってくれる人もいないんで、そのまま向かいの国立画廊へ。
すごいねぇ、こんなものを無料で公開してるんだから。事業仕分けの対象とかにはならないんかね。文化に対する国民性の違いかな。小銭を御寄進した上でペラペラのフロアガイド1ポンドなりを購入させていただいた。
バカでかいから、目を引く作品の無い部屋は駆け抜けるだけ。ゴッホのひまわりは間近に見ると絵の具がべっちょり広がっているだけなんで、写真の方が良いぞ。
誰の絵なのかわからない国立肖像画廊はいまいち面白くなかった。行列のできているチケッツはさっさとあきらめ、レスター広場、ちょっと寂しい中華街を抜けて地下鉄の駅へ。ラッシュの上に空港行きなんで、でかい荷物を持った連中もいて混み混み。
宿に戻るとちょっとうとうと、8時すぎに外に出たが、スーパーを見つけたので、パブはやめてサンドイッチとジュースを買い込んだ。冷えたビールも売っていたのだが、4本4ポンドってのを誰かがばらしたのをレジに1本だけ持っていったら、POSに登録されていないので、4ポンドでしか売れない、と言われてお返しした。
ちょいと寂しい晩飯を食うと、ひさしぶりに歩き回って疲れていたのか、また寝てしまった。
写真はビッグベン、フィッシュ&チップス、騎兵さん。ウエストミンスター寺院も国会議事堂も国立画廊も全て内部の撮影は禁止でした。