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3320 OOPer: 2010-08-17 23:26:53
ブリタニア通信第23日人ごみゴミゴミエディンバラ
月曜の朝だが、昨日と全く変わらない朝食を済ませたら、チェックアウトして5分で駅へ。

相変わらず直前まで発着番線が表示されない。テークアウェイのカプチーノを持って列車に向かう。
 お隣に乗ってきたのは、遠慮がちなバックパッカー、ロンドンまで行くらしい。イギリスの東海岸を通るこの路線、海沿いを走って大変景観が良い。これから利用する人は海側の窓際の席を抑えるべし。ダンディーと後もう一ヶ所、やたら長い鉄道専用橋を渡る。
 車内売店のサンドイッチと、朝食会場から持ち出したバナナがお昼ご飯、大きな遅れもなく、12時半頃にはエディンバラに到着。

バカでっかい駅で出口さえよく分からない、アバディーンもそうだったが、駅構内のホームのすぐ脇にまでタクシーが乗り付けられるようになっている。地図やら案内表示やらを見比べながら、観光案内所の有る側の出口に出る。
 で、列車を降りたときには、思っていたより観光客が少ないんではないかと思ったんだが、大間違い。んじゃんじゃんじゃっと人の波。見つけた案内所も長蛇の行列、地図はガイドブックに載ってるし、宿は押さえて有るので、まずはタトゥーオフィスに向かう。

で、ミリタリータトゥーってのがこの時期のエディンバラの大きなイベントらしいのだな。私がネットで調べたときにはとっくに全席ソールドアウト。キャンセル分のリターンが(有れば)、当日オフィスで発売されるということなので、もしかして、と思って行ってみたのだな。案の定有りませんって返事。明日は10時オープンと言うのを確認して立ち去る。
 エディンバラの街って坂が多いのだな、あちこちに橋が掛かってて、橋の上の部分と下の部分とが別の二層構造になっている。道を間違えるとやたら長い階段を上り降りすることになる。

ハブって言うのがエディンバラ国際フェスティバルの中枢だって書いてあったのだが、情報提供機能は知れてるようで。奥の方に行ったら、これから先は招待客だけのスペースだみたいな事を言われ。フェスティバルのパンフの類は入り口付近に山積みになっているだけで、案内員とかが居る訳では無かった。

エディンバラ城の脇を抜けて、印刷しておいた宿の地図とガイドブックの地図を見比べながら、宿への道を探す。王立病院の脇で、それほど分かりにくくないはずなのだが、坂が多くて真っ直ぐな道なんて殆どないので、ちょい探しにくい。何とかたどり着いたら、リネン類の交換にトラブルが有って、4時か5時くらいまで部屋の用意が出来ないんだと。

エディンバラ城について入場したら、13:55からのガイドツアーが始まるところだったので、付いて行く。オーディオガイドもお土産にもなる(切符売場にそう書いてあった)ガイドブックも買わなかったので丁度良い。
 例によって話は半分も分からない。30分足らずで広場の真ん中で放り出される。王冠をはじめいろんな展示も有るから、ざっと見て回るだけで2時間以上掛かってしまった。

ロイヤルマイルをぶらぶら歩き。あちこちで路上パフォーマンス、学生や小劇場の小さいイベントのビラも大量にバラ撒かれている。そこら辺は適当にすっ飛ばして、聖ジャイルズ大聖堂へ。
 入り口に希望寄付額、なんてでっかく書いたカウンターを設置するような無粋な事はしていない。ざっと見てみてから、写真撮影許可2ポンドなりを支払って、明日のランチタイムコンサートのことを聞いてみた。

と言う訳で、5時を回ったので、宿に戻る。28番地の17番フラットのC号室だと。殆ど日本の団地だね。ネット接続用のケーブルだけ借り出して、接続確認したら(ユーザー登録とかが必要で結構面倒だった)晩飯に繰り出す。

学生寮ホテルが有るんだから、学生街な訳で、その名もドクターズなんてパブが夜も食事を出していた。ランプステーキをば。私が入ったすぐ後から超混み出してきて、食事が届くまで30分、2杯目のビールを頼んで、サッカーの試合が始まろうかという午後8時名残惜しい(なんせ部屋にはテレビも無い)が部屋を出た。

途中見つけておいたスーパーで、パイント缶4本5ポンドなりとおやつ・明日の朝飯を買い込んで、宿の冷蔵庫(フラット毎に共用のキッチンが有る)に冷やして日記書き。

写真は、ダンディーの鉄道専用橋、エディンバラ城の城門から見たタトゥー会場、聖ジャイルス大聖堂のシスル礼拝堂、パフォーマンスのお兄さん、晩飯食ったパブ。