ブリタニア通信第24日ミリタリータトゥー
朝起きたらもう8時だった。朝食の時間が指定されていないせいか、カーテンが分厚いせいか。未明からしっとり雨だったのだが。
シャワー浴びて、スーパーで買っておいたサンドイッチで朝飯を済ませるともう9時。ポケットにレインコートを詰め込んでから出かけたら、既に止んでいた。
橋の上から、下層部分に有るタトゥーオフィスを覗いたら、既に30人くらいの行列が出来ていた。すぐに下層に降りる道を探して、駄目モトで列の末尾に付く。この時点で9時55分くらい。
10時丁度、係のお姉さんが「チケットは何枚ご入り用ですか?」と聞きながら人数を数え始めた。私のところに来ても枚数を聞いてきたから、希望が出てきた感じ。
入店制限されながらしばし待って、ようやく私の番。何と特等席の正面スタンド中央部が有るという。一番高い(50ポンドなり)けど、その切符を購入。サイドスタンドの20ポンド以下の席も有ったんだけどね。10時を過ぎて、私より少し後にきた人も買えたっぽい感じ。一旦何十枚キャンセルが出てるんだか。とりあえず、昨日ダフ屋から買わなくて良かったなと。
今夜の予定は埋まったので、ハブに行って明日の夜の算段。アッシャーホールって小奇麗なホールのコンサートが有るらしいので、その切符を購入。コンサートのチケット買うのに住所とかまで言わされるのだね。
聖ジャイルズ教会のランチタイムコンサートまでは間が有るから、適当に歩いて国立スコットランド博物館へ。ガイドブックには「スコットランド国立博物館」と訳してあったが、スコットランドに的を絞った博物館なんで、「国立スコットランド博物館」と言った方が良いと思うぞ。日本語パンフが有るかどうか確認してないので、公式訳は不明。ちなみにお隣のもうちょっと普通の博物館の王立博物館ってのは、激しく修復工事中。
お葬式でちょっと遅れるとか言うので、ビールを一杯引っ掛けてから戻ったらもう始まっていた。少人数のアンサンブル、パイプオルガンも無し。席を確保したものの、途中うとうとしてしまった。
昼飯がまだなんで街をうろうろ、豚の丸焼きを店頭に置いて、そこから剥ぎ取ったお肉をパンに詰めて売っている店が有った。エディンバラ名物と書いてあったからきっとそうなんだろう。標準サイズは「ブー」(Oink)なんで、みんな「1ブー下さい」と言って買っていく。
くたびれてきたので宿で昼休み。結局うとうとした後シャワー浴びて出直したのは4時を回っていた。案内所まで小劇場系のイベントパンフが無いか見に行ったが無かったので、そのまま隣のスコット記念塔へ。自分の足で狭い階段昇らせてもらうのが、3ポンド。ほぼ頂上に近いところまで昇れるので、昇ったな感はバッチリ。
降りたらもう5時半、もう一個の塔に昇るのは明日に先送りして、9時からのタトゥーに備えて晩飯。エディンバラ城からそれほど遠くないので、パブもレストランも混んでいるところが多い。結局昨日と同じ店で究極バーガーなるものを頼んでしまった。1枚ミートだが、とにかくでかい。さすがにお腹一杯になってしまった。店のお兄ちゃんには「ずーっとでかい奴でもこんな時間で完食出来ないよ」なんぞと言われたが。
スーパーに寄ってあれこれ買い込んで、また一旦宿に戻る。入場開始が8時15分と書いてあったから、その時間に宿を出たのだが、会場に着いたら既に前座の楽団が演奏をしていた。
9時開演、「アメリカに行きたいかぁ」って感じの乗りの司会者、「〜から来た人はいるかぁ」って聞いて回ってる。日本ちょっと寂しい、団体で来ている人が少ないせいか。
中身はスコットランドのバグパイプを中心に世界各地からの客演も含めて、軍楽隊のパフォーマンスってだけ。背後にエディンバラ城を控えて、エディンバラ城をスクリーン代わりにした演出も有るので、演出的にはまぁまぁってところ。一番高い席でも日本で外タレコンサートに行くのよりずっと安いんだから、開催期間中にエディンバラに来るんなら見ておけ、とは言いたいが、これを見るためだけにエディンバラに来いとまではよう言わんな。
国歌(スコットランドのではなく、イギリスの)、Auld Lang Syne(「蛍の光」原曲だよ)で締め、とくれば、殆ど行く年来る年のノリだったのだが、本当の最後は英霊を讃える歌(「君忘れることなかれ」…って実際の題名はもう忘れたので、雰囲気訳)だった。イギリスはアフガンで現在進行形で戦争してて、戦死者も一杯出してるからね。アフガン帰りの部隊が出演したりして、軍の広報的色彩はかなり強い。
終わったら11時近く、帰り道が寂しかったらどうしようなんて思ってたんだが、スコットランド人も夜遊びが好きみたいで、タトゥー帰りの人並みが混ざると昼間と変わらないんじゃないかって人の流れが宿に着くまで続いていた。
写真は、お昼の「ブー」、スコット記念塔の一番上からさらに上を撮った図、晩飯の究極バーガー(皿の横のボールペンはごく普通のサイズ)、エディンバラ城から空砲打ち放してタトゥーの開演、アフガン絡みの演出。
シャワー浴びて、スーパーで買っておいたサンドイッチで朝飯を済ませるともう9時。ポケットにレインコートを詰め込んでから出かけたら、既に止んでいた。
橋の上から、下層部分に有るタトゥーオフィスを覗いたら、既に30人くらいの行列が出来ていた。すぐに下層に降りる道を探して、駄目モトで列の末尾に付く。この時点で9時55分くらい。
10時丁度、係のお姉さんが「チケットは何枚ご入り用ですか?」と聞きながら人数を数え始めた。私のところに来ても枚数を聞いてきたから、希望が出てきた感じ。
入店制限されながらしばし待って、ようやく私の番。何と特等席の正面スタンド中央部が有るという。一番高い(50ポンドなり)けど、その切符を購入。サイドスタンドの20ポンド以下の席も有ったんだけどね。10時を過ぎて、私より少し後にきた人も買えたっぽい感じ。一旦何十枚キャンセルが出てるんだか。とりあえず、昨日ダフ屋から買わなくて良かったなと。
今夜の予定は埋まったので、ハブに行って明日の夜の算段。アッシャーホールって小奇麗なホールのコンサートが有るらしいので、その切符を購入。コンサートのチケット買うのに住所とかまで言わされるのだね。
聖ジャイルズ教会のランチタイムコンサートまでは間が有るから、適当に歩いて国立スコットランド博物館へ。ガイドブックには「スコットランド国立博物館」と訳してあったが、スコットランドに的を絞った博物館なんで、「国立スコットランド博物館」と言った方が良いと思うぞ。日本語パンフが有るかどうか確認してないので、公式訳は不明。ちなみにお隣のもうちょっと普通の博物館の王立博物館ってのは、激しく修復工事中。
お葬式でちょっと遅れるとか言うので、ビールを一杯引っ掛けてから戻ったらもう始まっていた。少人数のアンサンブル、パイプオルガンも無し。席を確保したものの、途中うとうとしてしまった。
昼飯がまだなんで街をうろうろ、豚の丸焼きを店頭に置いて、そこから剥ぎ取ったお肉をパンに詰めて売っている店が有った。エディンバラ名物と書いてあったからきっとそうなんだろう。標準サイズは「ブー」(Oink)なんで、みんな「1ブー下さい」と言って買っていく。
くたびれてきたので宿で昼休み。結局うとうとした後シャワー浴びて出直したのは4時を回っていた。案内所まで小劇場系のイベントパンフが無いか見に行ったが無かったので、そのまま隣のスコット記念塔へ。自分の足で狭い階段昇らせてもらうのが、3ポンド。ほぼ頂上に近いところまで昇れるので、昇ったな感はバッチリ。
降りたらもう5時半、もう一個の塔に昇るのは明日に先送りして、9時からのタトゥーに備えて晩飯。エディンバラ城からそれほど遠くないので、パブもレストランも混んでいるところが多い。結局昨日と同じ店で究極バーガーなるものを頼んでしまった。1枚ミートだが、とにかくでかい。さすがにお腹一杯になってしまった。店のお兄ちゃんには「ずーっとでかい奴でもこんな時間で完食出来ないよ」なんぞと言われたが。
スーパーに寄ってあれこれ買い込んで、また一旦宿に戻る。入場開始が8時15分と書いてあったから、その時間に宿を出たのだが、会場に着いたら既に前座の楽団が演奏をしていた。
9時開演、「アメリカに行きたいかぁ」って感じの乗りの司会者、「〜から来た人はいるかぁ」って聞いて回ってる。日本ちょっと寂しい、団体で来ている人が少ないせいか。
中身はスコットランドのバグパイプを中心に世界各地からの客演も含めて、軍楽隊のパフォーマンスってだけ。背後にエディンバラ城を控えて、エディンバラ城をスクリーン代わりにした演出も有るので、演出的にはまぁまぁってところ。一番高い席でも日本で外タレコンサートに行くのよりずっと安いんだから、開催期間中にエディンバラに来るんなら見ておけ、とは言いたいが、これを見るためだけにエディンバラに来いとまではよう言わんな。
国歌(スコットランドのではなく、イギリスの)、Auld Lang Syne(「蛍の光」原曲だよ)で締め、とくれば、殆ど行く年来る年のノリだったのだが、本当の最後は英霊を讃える歌(「君忘れることなかれ」…って実際の題名はもう忘れたので、雰囲気訳)だった。イギリスはアフガンで現在進行形で戦争してて、戦死者も一杯出してるからね。アフガン帰りの部隊が出演したりして、軍の広報的色彩はかなり強い。
終わったら11時近く、帰り道が寂しかったらどうしようなんて思ってたんだが、スコットランド人も夜遊びが好きみたいで、タトゥー帰りの人並みが混ざると昼間と変わらないんじゃないかって人の流れが宿に着くまで続いていた。
写真は、お昼の「ブー」、スコット記念塔の一番上からさらに上を撮った図、晩飯の究極バーガー(皿の横のボールペンはごく普通のサイズ)、エディンバラ城から空砲打ち放してタトゥーの開演、アフガン絡みの演出。